予感的中!
03-03,2014
1回目聴いた時、オープニング曲の最初の数小節聴いて
「こりゃ、いいんじゃないか!」と確信した。
いいアルバム独特の匂いがしたのだ。
そして、その予感は当たったのだ!
(カッコいいジャケット!)
Steve Cardenas / melody in a dreams (2012年録音)
Steve Cardenas (g)
Thomas Morgan (b)
Joey Baron (ds)
Shane Endsley (tp 3,,7&10)
前作から4年振りに発売されたスティーブ・カーディナスの4枚目のリーダーアルバムだ。
いやぁ、これが力の抜けた非常にいいアルバムなんです!
(ある意味地味とも云うけど)
では、サクッと軽く紹介します。
オープニングは意表を突いていきなり美しいバラードから。
カーディナスちゃんのオリジナル
あぁ、これいい!
三人が三人共リズムを刻まない会話の様な演奏。
途轍もなく美しい絵画の様な演奏。
うん、これは名演!
但し地味とも云えるけど。
2曲目もカーディナスちゃんのオリジナル。
ミディアムテンポの佳曲!
この演奏も何!
スタンダードナンバーの様な曲調、
繊細に4ビートを刻むドラムとベース。
それに乗っかるクールなギター。
むちゃくちゃ今っぽい。
ギターの音もアンプ直の様な飾り気の無いサウンド。
(ギターは何時もの’82年製gibson ES335)
激渋じゃん!
自分のアルバムなんだからもっと弾きまくってもいいのに
あえて抑えてる感がマジ渋いじゃん!
あぁ、わしゃこの男好きじゃなぁ。
(念の為言っておきますがプレイがです)
3曲目もカーディナスちゃんオリジナル。
ペットが参加します。
細かく展開が変わるミディアムナンバー。
カーディナスちゃんのプレイも面白いが、
ここではジョーイ・バロン!
この男の変幻自在のドラミングも聴きものだ。
4曲目はPaul Motianのオリジナル。
いきなりベースソロから始まるミディアムスローナンバーだ。
うん、いいね!
ここでも三人の静かな、
そして濃密なインタープレイが繰り広げられる。
それにしてもカーディナスちゃんって、
ホント、抑制の効いたバランスのいいプレイするな。
(何度も云うけど地味とも云える)
5曲目はジョーイ・バロンのオリジナル、
ミディアムファーストの4ビートナンバーだ。
いやぁそれにしてもカーディナスの335いい音してる。
このコンプ感のある、パコっとしたサウンドは335特有のもの。
335でしか出ないのだ。
やっぱり最高335!
ビバ!335!
(自分も持ってるから褒めまくります)
そして、ジョーイちゃんの自由過ぎるドラミングもカッコええ!
6曲目はスタンダードのバラード。
"street of dreams"
な、な、な、何じゃこりゃぁ~!(当然松田優作風で)
何で、こがいに(広島弁、こんなにの意)カッコええんじゃぁ!
地味なのに何で、こがいにぃぃいい!!!
うぅぅううう、激カッコええ!
震えがくる程カッコええ!
もうこれ以上の言葉では言い表せんぞ、こりゃ!
おい、カーディナスちゃんよい。
この路線でアルバム1枚作って。
お願い!
はい、冷静になって7曲目。
これはペット参加。
Lee Konitz作曲のマイナーキーの4ビートナンバー。
若干早目のリズムに乗ってペットとギターのソロの掛け合いで曲は進んでいく。
一つ一つはソロは短いが無駄な物がない研ぎ澄まされたいいソロだ。
8曲目はHorace Silverの名曲"peace"
ここでは珍しくミディアムテンポのボサノバで演奏される。
うーん、これもいい!
カーディナスちゃんはここでも感情をグッと抑えた大人なプレイを聴かせてくれる。
円熟したコンテンポラリー感溢れる素晴らしいソロだ。
いやぁ少し前迄はジョンスコやメセニーっぽさが見えたが、
完全に独自のスタイル作り上げたな。
これも必聴!
と言ってる傍からこりゃ若干ジョンスコっぽいな。
9曲目はドラムとのデュオでモンクの"teo"
来た!
リアピックアップ使用の粘っこいサウンドでの粘っこいブルージーなプレイ!
多分、Ibanez のTS繋げてるな。
これホントいい音なんだよ!
そしてラストはペット参加。
Paul Motianの"in the year of the dragon"
静かなインテリジェンス溢れる4ビートナンバーだ。
この曲でもカーディナスはスコーンと抜ける様なクリーミーなリアサウンドで、
スタイリッシュに決める!
ホントしみじみとカッコいい。
サクッと一聴すると地味で大人しい。
だけどそれがいい!
ってか、地味で大人しいからこそいいのだ!
じっくりと噛み締めるべきアルバムです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コレですよ。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
皆さんの応援クリックを更新の励みにしてるのです。
お忙しいでしょうが、今日も何とかお願い出来ませんか?
ねぇダンナぁ!
(指紋が無くなる程の激しい揉み手をしながら)
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「こりゃ、いいんじゃないか!」と確信した。
いいアルバム独特の匂いがしたのだ。
そして、その予感は当たったのだ!
(カッコいいジャケット!)
Steve Cardenas / melody in a dreams (2012年録音)
Steve Cardenas (g)
Thomas Morgan (b)
Joey Baron (ds)
Shane Endsley (tp 3,,7&10)
前作から4年振りに発売されたスティーブ・カーディナスの4枚目のリーダーアルバムだ。
いやぁ、これが力の抜けた非常にいいアルバムなんです!
(ある意味地味とも云うけど)
では、サクッと軽く紹介します。
オープニングは意表を突いていきなり美しいバラードから。
カーディナスちゃんのオリジナル
あぁ、これいい!
三人が三人共リズムを刻まない会話の様な演奏。
途轍もなく美しい絵画の様な演奏。
うん、これは名演!
但し地味とも云えるけど。
2曲目もカーディナスちゃんのオリジナル。
ミディアムテンポの佳曲!
この演奏も何!
スタンダードナンバーの様な曲調、
繊細に4ビートを刻むドラムとベース。
それに乗っかるクールなギター。
むちゃくちゃ今っぽい。
ギターの音もアンプ直の様な飾り気の無いサウンド。
(ギターは何時もの’82年製gibson ES335)
激渋じゃん!
自分のアルバムなんだからもっと弾きまくってもいいのに
あえて抑えてる感がマジ渋いじゃん!
あぁ、わしゃこの男好きじゃなぁ。
(念の為言っておきますがプレイがです)
3曲目もカーディナスちゃんオリジナル。
ペットが参加します。
細かく展開が変わるミディアムナンバー。
カーディナスちゃんのプレイも面白いが、
ここではジョーイ・バロン!
この男の変幻自在のドラミングも聴きものだ。
4曲目はPaul Motianのオリジナル。
いきなりベースソロから始まるミディアムスローナンバーだ。
うん、いいね!
ここでも三人の静かな、
そして濃密なインタープレイが繰り広げられる。
それにしてもカーディナスちゃんって、
ホント、抑制の効いたバランスのいいプレイするな。
(何度も云うけど地味とも云える)
5曲目はジョーイ・バロンのオリジナル、
ミディアムファーストの4ビートナンバーだ。
いやぁそれにしてもカーディナスの335いい音してる。
このコンプ感のある、パコっとしたサウンドは335特有のもの。
335でしか出ないのだ。
やっぱり最高335!
ビバ!335!
(自分も持ってるから褒めまくります)
そして、ジョーイちゃんの自由過ぎるドラミングもカッコええ!
6曲目はスタンダードのバラード。
"street of dreams"
な、な、な、何じゃこりゃぁ~!(当然松田優作風で)
何で、こがいに(広島弁、こんなにの意)カッコええんじゃぁ!
地味なのに何で、こがいにぃぃいい!!!
うぅぅううう、激カッコええ!
震えがくる程カッコええ!
もうこれ以上の言葉では言い表せんぞ、こりゃ!
おい、カーディナスちゃんよい。
この路線でアルバム1枚作って。
お願い!
はい、冷静になって7曲目。
これはペット参加。
Lee Konitz作曲のマイナーキーの4ビートナンバー。
若干早目のリズムに乗ってペットとギターのソロの掛け合いで曲は進んでいく。
一つ一つはソロは短いが無駄な物がない研ぎ澄まされたいいソロだ。
8曲目はHorace Silverの名曲"peace"
ここでは珍しくミディアムテンポのボサノバで演奏される。
うーん、これもいい!
カーディナスちゃんはここでも感情をグッと抑えた大人なプレイを聴かせてくれる。
円熟したコンテンポラリー感溢れる素晴らしいソロだ。
いやぁ少し前迄はジョンスコやメセニーっぽさが見えたが、
完全に独自のスタイル作り上げたな。
これも必聴!
と言ってる傍からこりゃ若干ジョンスコっぽいな。
9曲目はドラムとのデュオでモンクの"teo"
来た!
リアピックアップ使用の粘っこいサウンドでの粘っこいブルージーなプレイ!
多分、Ibanez のTS繋げてるな。
これホントいい音なんだよ!
そしてラストはペット参加。
Paul Motianの"in the year of the dragon"
静かなインテリジェンス溢れる4ビートナンバーだ。
この曲でもカーディナスはスコーンと抜ける様なクリーミーなリアサウンドで、
スタイリッシュに決める!
ホントしみじみとカッコいい。
サクッと一聴すると地味で大人しい。
だけどそれがいい!
ってか、地味で大人しいからこそいいのだ!
じっくりと噛み締めるべきアルバムです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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COMMENT
おらも早ぐ聴ぎてえ!
Jさん!
これは良いでっせぇ!
但し地味ですけど。
これは良いでっせぇ!
但し地味ですけど。