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これからもしっかり聴きます

08-25,2017

昨日非常にショッキングな情報が入ってきた。
わしの敬愛するアバクロちゃん(ジョン・アバークロンビー)が亡くなったと云うのだ。
先日の誠也ちゃん(カープ選手)の骨折にショックを受け傷心のわしだったが、
それどころでは無い出来事に困惑した。

そんな訳で昨日からアバクロちゃんを聴きまくっている。
その中で今日はこれについて書いてみたいと思う。

2017082516380596b.jpg

John Abercrombie / Getting There (1987年録音)

John Abercrombie (eg,ag,gsyn)
Marc Johnson (b)
Peter Erskine (ds)
Michael Brecker (ts)

これは初めて自分で金出して買ったアバクロちゃんのアルバム。
当時の新譜。
まだCD1枚3300円もした時代に購入したんではっきり覚えとる。
CD1枚買うのに物凄く熟考してた時代だからだ。
因みに初めて聴いたアルバムはおそらくアーケイドだったかな?
レコード録音してもらったカセットテープで。

収録曲はアバクロちゃんオリジナル6曲にその他が2曲の計8曲。
上記のトリオを中心に数曲でマイケルのテナーが入る。
マイケル参加の曲はやはり華やかだ。
朴訥なメロを持ったオープニングナンバー、リリシズム溢れる#4など好き。
でもわし的にはやっぱトリオでの楽曲に惹かれる。
当時ギターシンセを大胆に導入したところが話題のアルバムだったが、
トリオだと特にアバクロちゃんの変わらない本質が垣間見れる。
そこはかとない淋しさ。
ギターシンセで多彩な音を出してるし、オーバダブも駆使してる。
今と違い当時はピック弾きなんで音数も多い。
が、根底に流れるアバクロちゃん特有のリリシズム、淋しさ。
危険なムード。
こう云うところがわしにとって一番の魅力。
このアルバムにもしっかりと感じる。
と言いつつ実はこのアルバム初めて聴いた瞬間はそれ程好きでは無かったのだ。
やはりギターシンセがしっくり来なかった。
それが聴いてる内に徐々に好きになっていった。
高い金出して買ったCDだから意地で気に入るところ見つけながら何度も聴いてたのだ。
すると不思議にちゃんと好きになる。本当に良いアルバムだからだ。
今のお手軽に音楽聴ける時代ではあり得ない聴き方。
でも聴く耳は養われる。それで良かったのだ。
ありがとうアバクロちゃん!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これです。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。



待望の!

02-11,2016

アバクロのECMファーストカルテット3部作のBOXセット。
この内2枚は待望の初CD化!
やっと!やっとです!

20160210172923454.jpeg

えぇ念のため書いときますがメンバーは
John Abercrombie (g)
Richie Beirach (p)
George Mraz (b)
Peter Donald (ds)
です。
で、
以前紹介した1978年の"Arcade" (この記事)
1979年の"Abercrombir Quartet"
1980年の"M"
この3枚が入ってます。

そして写真をご覧下さい。

20160210172921e0d.jpeg

その3枚のアルバムのジャケットは全て変更されてます。
白ベースにスミ文字と云うシンプルなジャケに統一。
BOXのデザインと同じ。
まぁECMらしいと云えばらしいんじゃが
「何故変えるんじゃ!」とも思う。
あ、あと中綴じのライナーも入ってます。
そのデザインも一緒。

音の方。
こっちも統一感のある3枚。
基本一枚目の"Arcade"からずっと同じ路線。
ひたひたと忍び寄る冷たい緊張感漂わせつつも無性に淋しいと云う感じ。
何となく数値に表してみます。
"Arcade"は淋しさ度マックスの10。
緊張感も有るのだがそれを覆い尽くす程の物凄い淋しさ。
"Abercrombie Quartet"の淋しさ度はぐっと下がって6くらい。
しかし逆に緊張感はややアップ。
"M"は3枚の中で一番緊張感高めか。
でもやはりアルバム通してそこはかとない淋しさが漂う。
しかしこれこそがこのカルテット一番の特徴なのだぁ〜!!!
って、どうでもいい解説でスミマセン。

収録曲はどのアルバムもアバクロとバイラークのオリジナルで占められている。
(1曲のみムラーツ作有り)
そのどれもが高いクオリティ。
30年以上の時を経て今聴いても本当に素晴らしく、
尚且つコンテンポラリーな作品達。

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コレです。



マイケル・ブレッカーとビッグバンドのライブ音源。
これはカッコ良さそう。



いつも読んで下さってありがとうございます。
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淋しさの極み

10-16,2015

淋しい…ほんにひたすら徹底的に淋しくなるアルバム。

201510150957040e2.jpg

John Abercrombie Quartet / Arcade (1978年録音)

John Abercrombie (g)
Richie Beirach (p)
George Mraz (b)
Peter Donald (ds)

これを耽美と形容する向きもあるようですが、
わし的にはやっぱ淋しいって方がしっくりくる。
でもかと云って嫌いじゃないのです。
てか、アバクロのリーダーアルバム中では一番!
と言い切るのもなんなんで、10本の指に入るくらい好き!
(全て聴いてる訳じゃないけど)
それどころか、
わしゃ雨の日の夕方や落ち込んでる日など、
あえて淋しさを味合う為だけにこれ聴いたりしとるのだ。
それくらい良いアルバム。
(でもアバクロはリーダー作多いですからね、
10本の指っつってもホントに凄いんですよ)

で、話し戻ってコレがどんだけ淋しいかを説明します。
えぇーと、もうね、シベリアかどっか、
誰もいない最果ての極寒の地に置いてけぼりって感じの淋しさです。
もしくは、小雨降る冬の日本海、
しかも薄っすらと暗い夕方、
更に空腹、
だけど所持金15円、
行くところもやる事も無い一人ぼっちの中年男って感じ。
違うか?

収録曲はアバクロちゃんオリジナルが2、
バイラークオリジナルが3で全5曲。
1曲目なんかはECM独特の冷たい緊張感も漂ってる。
どちらかと云えば激しい演奏だ。
けど、やはりどこか淋しい。
で、そっからはもう淋しいさの津波が止めもなく襲ってくる。
アバクロちゃんのギターも美しく淋しく泣きまくる。
その頂点が4曲目のバイラーク作"Neptune"
物悲しいムラーツのアルコの音色。
これはもう胸が締め付けられる程の淋しさ&美しさ。
ゴメンなさい、もう許してって感じ。
(と言いながらもその淋しさを楽しむわし)
これ聴いて大笑顔全開で阿波踊り始める人はまず居ないと思います。
でまた全編に渡ってバイラークのピアノも素晴らしいんですよ。
リーダーのアバクロちゃんより多く楽曲提供もしてるし、
このアルバムが名盤と云われるのはバイラークの貢献度も高いと思います。

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コレです。



そして何とこのカルテットのアルバム3枚がBOXセットになるみたいです。



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雨の日のお約束 その2

09-01,2015

昨日からずっと雨なんで雨の日恒例、デュオ聴き。
しかし今日はえらい涼しい!
残暑とか一切無く出来ればこのまま一気に秋に突入して貰いたい。
えぇーと、
先日に引き続きジョン・アバークロンビーとアンディ・ラバーンです。

201509011116338a0.jpg

John Abercrombie,Andy LaVerne / Where We Were (1996年録音)

John Abercrombie (g)
Andy LaVerne (p)

内容はこの前紹介したアルバムと同様ただ一言リリカル。
但しこれはホテルでのライブなので若干演奏に熱も感じます。
でもやっぱ雨の日にぴったり。
こんなの聴いちゃうと、
中年メタボ薄毛痛風&腰痛持ちの親父だってキューンとなっちゃう。

収録曲は全9曲。
その内半分以上の5曲が二人のオリジナルです。
(アバクロ作2、ラバーン作3)
その他は
ビル・エバンスの"turn out the stars"
アンダーカレント収録の"dream gypsy"
スタンダードの"end of a love affair"に
"Softly as a morning sunrise"
アバクロのコーラスかかった音がものげー気持ち良い!

この二人はデュオで数枚アルバム出してて、
そのどのアルバムでも有名スタンダードを美しく聴かせてくれるんですが、
実はオリジナルも良いのです。
何気に地味に良い曲書いてる。
わし的にはその辺りもこのデュオの好きなところなのです。

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コレです。(右はダウンロード版)



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盗作疑惑?

08-27,2015

Jim HallとBill Evansのあれにクリソツなジャケット。

20150827091117e37.jpg
(因みにこの画像は拾った物なんだけど、
わしの持ってるCDでは最後にSが付いてtimelinesとなってる。初期ロットは間違えたのか!)

John Abercrombie , Andy LaVerne / Timeline (2002年録音)

John Abercrombie (g)
Andy LaVerne (p)

勿論パクリでも盗作でもありません。
いま話題の佐野某氏とも無関係!当たり前だけど。
ま、要するに二人へのオマージュと云う事ですかね。

で、ジャケだけじゃなく内容の方もですが
これ又オマージュ感満載。
アンディちゃんのオリジナル3曲以外、
ジム&ビルちゃん所縁のナンバーで固めてます。(全11曲)
とーっても面倒臭いんだけど一応書きます。
my funny valentine
darn that dream
you go to my head
skating in Central Park
stairway to the stars
I'm getting sentimental over you
All across the city
Turn out the stars
どうです!
所縁度100%って感じでしょ。
ええ〜演奏も勿論極上です。
両者共ジム&ビルちゃんをパクったじゃなくて、
影響を消化したリリカルで繊細な演奏。
そこはかとなく緊張感漂わせてるアンダーカレントより
ジャケ同様どっちかってぇ〜と、
リラックスした感じのインターモデュレーションの方に近いかな。
素晴らしい!

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コレです。(右はダウンロード版)



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