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めおとなアルバム

11-07,2013

今んところ今年出た新譜の中でもかなり気に入ってるアルバム。
(あくまでもわしが買った中でだけど)
しかし、今年は激戦だ。ベスト3に入れるか?
と云う訳で、ちとタイミングがずれたが今日はこれをサクッと紹介する。
The Swallow Quintet / into the wood(2011年録音)



メンバーは、Chris Cheek(ts) Steve Cardenas(g)
Carla Bley(org) Jorge Rossy(ds)
おお、通好みのいいメンバー!
わしはまぁ、カーディナス目当てだけどね。

1曲目!
ミステリアスで怪しい気な旋律の曲だけど、
どこかユーモラス。
ティムバートンの映画サントラに入ってそう。
カーディナスちゃんもチョロっとソロ弾いてるが、
基本「今から5分間わしら5人で淡々と怪しさ漂わせるから黙って聴いてて」
って言いながら演奏してそう。
マジで淡々と始まり淡々と終わる。
でも、それがなんか良い。
不思議。

2曲目、これは単純にカッコいい!
1回聴いたら即カッケー!
ミディアムファーストの3拍子に乗って
クリスポッター、カーディナスとよく歌うシャレオツなソロを聴かせてくれる。
知的ムードの大盛り合せって感じだ。
ジャケット中面の写真見ると、
カーディナスちゃんの使用ギターはいつもの'82年製 Gibson ES-335 。
程良いコンプ感のあるクリーンサウンドがやっぱ最高だ。
ホント、335特有のいい音!
そして、このジャケット。
実は他の写真もいいのだ!
モノクロのさり気ないスナップ写真なんだけど、すげーオシャレ!
こんな所でも知的ムード炸裂だ!

3曲目は、メランコリックなテーマのバラード。
これも、映画のサントラに使われそうないい曲!
哀愁たっぷりに泣くギターがいい!
泣くと云ってもサンタナの"哀愁のヨーロッパ的"に、
ねちっこく咽び泣くんじゃないよ。
クールに静かに、そしてジャジーに泣かせてる。
うん、やっぱりちょっとメセニーの影響出てるな。
わし大好物!

長尺ドラムソロから始まる、4曲目!
そして出た!高速4ビート!
スワロウ爺さんが自身のシグネチャーモデル(Citron)で刻む、
ウォーキングラインがぶりカッコいい!
続くポッターのソロも悶絶級のカッコ良さ!
カーディナスちゃんのコンピングもええやん!(しかし、ソロは無い)

それ、5曲目!
コントの泥棒(全身黒尽くめ、ほっかむり、背中に大きな風呂敷的姿)で、
空き巣に忍び込む時のBGMに合いそうな、へなちょこムード満点のスローブルース。
抜き差し差し足でタンスの中物色してたら、
寝てた筈の親父が起きてきて大騒ぎって感じで、
急に倍テンの高速ブルースになだれ込む!(ここから既に6曲目になってる)
むちゃくちゃカッコいいフレーズから入る、
ロックテイスト全開のカーディナスちゃんのソロから、
ポッターがブリブリかますソロを経て、
またも繋ぎ目無しで、7曲目に。
一転、この曲もユーモラスなムード全開。
ちょっとモンクっぽい。
ポッターとカーディナスちゃんが知的にソロを掛け合い、
そのバックでカーラのオルガンがサウンドカラーを決める。
実はこのアルバムは、全編そんな感じだ。
カーラ、スワロウ夫婦が操るサウンドカラーの上に乗っかって、
ロッシ、ポッター、カーディナスちゃん達が構築して行くって感じ。

8曲目。
ギターとベースとのデュオで演奏される、
マイナーキーの淋し気なバラード。
テーマはベースが。
ベースのソロもギターと間違える程滑らかに歌いまくる。
続くギターも渋い。
シングルトーンのみで深みのあるソロを展開していく。
そしてその流れのまま、9曲目に。
オルガンの音色がノスタルジックなムードを漂わせる3拍子の曲。
テーマはここもベースで。
ああ、いいねぇ。
優しい気持ちになる。
思わず、外出て道に咲いてる花々に、
「みんなぁ、元気ぃ~?」って話しかけちゃいそう。
続くポッターちゃんのソロもいいんじゃなぁ~い?
優しいソロじゃない。
あなたこう云うのもいいじゃない。(以上、お姫様っぽく)

10曲目は爽やか!
なんとなくメセニーが作りそうなポップないい曲!
カーディナスちゃんのソロもスコーンっといい音でポップ!
やっぱりちょっとメセニーっぽいんだけど、
カーディナスちゃんの場合、メセニー程やり過ぎず、
抑制が効いてるとこがいいんだよな。
この辺に人間性も出てそうだな。
カーディナスちゃんってメセニーと違って、顔見ても抑制効いてるもん。
あんな、反則級に表情豊かで不自然な髪してないもん!
サックスも圧倒的に歌ういいソロ!

11曲目も境目無く突入。
黄昏たギター大フューチャーのバラードだ。
太い丸味のある音で奏でる、「田村正和的激渋中年男」
って感じの落ち着いたプレイが胸を打つ。
「ガーシャ的激メタボ痛風男」って感じではこうはいかんかもな。

で、ラスト!
ここも前曲からふわっと繋がって、コミカルなテーマの曲だ。
ジャコっぽいベースラインから始まる。
カーディナスちゃんのガツンと歪んだ音でのストレートなソロから、
ポッターのソロへ。
そしてコミカルなリフを繰り返してエンディング。
うーん、やっぱええわ!このアルバム!

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