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ふーむ…な盤

06-28,2016

久々のディスクレビュー。

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Boris Kozlov / Conversations At The Well (2016年録音)

Boris Kozlov (b)
David Gilmore (g)
Rudy Royston (ds)

当然ギターのデビッド・ギルモアちゃん目当てで購入。
しかもシンプルなギタートリオだ。
期待せずにはいられない。

内容はギルモアちゃん一人をフロントに置いてる事もあり
変拍子バリバリのオリジナルメインと思いきや、
予想に反してジャズメンオリジナルがメイン。(1曲のみ3人共作)
で、この選曲がごっつ渋いので面倒臭いけど記しときます。

1 Five (Bill Evans)
2 Conversation (Ch.Mingus)
3 Orbits (W.Shorter)
4 Semblance (K.Jarrett)
5 Prelude Kiss (D.Elington)
6 Eye Of Hurricane (H.Hancock)
7 Layin Genetics (O.Coleman)
8 Headless Blues (これが3人共作)
9 Pannonica (Th.Monk)

こんな感じ。

出てくる音も予想外。
変拍子バリバリほぼ無し。
4ビート中心。
勿論このメンツなんで現代的では有るんじゃが基本普通にジャズしてます。
コンテンポラリーなモダンジャズ。
しかしこれはわしにとって非常に嬉しい誤算であったのだ!
このフォーマット(ジャズチューンを4ビート)で
ジャジーに変態的に弾きまくるギルモアちゃんは超貴重だ。
スウィンギーなウォーキングベースに乗ってさり気なくハイパーフレーズを弾き倒す。
うぅぅ…カッコいい…
コレコレ、コレなんじゃよ!
わしゃ実はこう云うのを待ってたのだ。
これならば自分の演奏にも大いに参考になる。
参考になったからってこんなカッコいい事出来はしないが
「ふーむ…なるほど…」と思えなくもない。
なんとなくじゃがそんな気がする。
(あくまでも"気"だけ)
それが変拍子バリバリのオリジナルばかりじゃ参考になりずらい。
そんなの自分じゃほぼ演らんし。
よっていつものギルモアちゃんならば「スゲーな」で終わってるところが、
これならば「ふーむ…」となる。
「ふーむ…」となったからって何の意味も無いが、
まぁ〜そうなる。
あやふやじゃがわし的にそこ大事。
因みにベーシストリーダーなんでしっかりベースソロも多し。
(テーマとってる曲も数曲)
更に案外ドラムも大活躍。
そんな盤。
全ジャズギターファンにオススメ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これです。



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ヤッべっぞ

03-03,2016

デビッド・ギルモアの新譜がヤッべっぞ。
ホントにホントにヤッべっぞ。
(コロコロ何とかの白いトックリ着た奴のモノマネしながら)
念のため言っとくけどピンクフロイドの人じゃないぞ。

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David Gilmore / Energies Of Change

David Gilmore (g)
Marcus Strickland (ts,ss,as,bcl)
Luis Perdomo (p)
Ben Williams (b)
Antonio Sanchez (ds)
Kofo Wanda (taking ds.3)

メンバーからしてヤッべっぞ。
で、1曲目からもうヤッべっぞ。
(ギルモアちゃんオリジナル)
テーマはテナー&ギターのユニゾン。
5拍子。
うーん!
これぞコンテンポラリージャズ!
もうイントロのアルペジオだけでヤッべっぞ。
ソロはテナー、ギター、ピアノ。
どいつもこいつもまじヤッべっぞ!
ぶちカッコ良いぞ!
あぁ既に名盤の予感。

2曲目もヤッべっぞ。
物凄い圧力でグイグイ迫るビシバシ系変拍子ナンバー。
ギルモアちゃんはカート風鼻詰まり歪サウンドで
ものごっつエグいソロをぶちかましてくる。
ヤッべっぞ。
サンチェスちゃんのドラムもどエライぞ。
ヤッべっぞ。

3曲目。
これもねぇヤッべっぞ。
この曲のみトーキングドラム入ります。
ラテンフィールで変拍子、複雑系難曲。
ソロはピアノ、ギター、ソプラノ。
ギルモア、クリーントーンで切れのあるソロ。
ヤッべっぞ。

面倒くさいんでヤッべっぞもう止めます。
4曲目。
少しヘビーなムードのミディアムテンポのオリジナル。
クリーントーンのギルモアとソプラノが絡みながら
終盤に向かって徐々に盛り上がっていく。
最終的にはピアノも絡みあいカオス状態に。
物凄い緊張感。

5は少しカートチックなジャジーなスローナンバー。
ここでもストリックランドのソプラノがショーターしてていい感じ。
ソロはサックス、ピアノ、ギターの順。
ギルモアはクリーントーン。
音だけ聴くと割とオーソドックス。
このコンプ感。多分335かな。
わしの感ではクリーンはセミアコ、
歪はソリッドといった感じで使い分けてそうなんじゃがどうか?
違ってたらスミマセン。

6曲目。
ちょっとウェザーっぽいなと思っとったら
まんまショーターの曲だった。
(Over shadow hill way)
ギルモア歪サウンド。
これまた三者入り乱れるバトルロイヤル。
サンチェスちゃんも煽る煽る。

7曲目。
ピアノとギターのベン・モンダー的アルペジオで始まるギルモアオリジナル。
ここだけでも難しそう。
中盤にウォーキングベースの4ビート部があり、
コレがむちゃくちゃカッコいい!
ギルモアもクリーンでジャジーなクソカッコイイソロを聴かせてくれる。
他にソロはベース、ピアノが。

8はケニーカークランドのオリジナル。
ここではピアノが抜けカルテットで。
テーマはソプラノ。
ギルモアはスチール弦のアコギ使用。
浮遊感のあるコードワークがいい。
ソロも秀逸。
ベースソロも有り。

そして最後もギルモアオリジナル。
これもスピード感溢れる変拍子ビシバシ系。
(ギターソロ部では3拍子に)
ギルモアのソロはクリーン。
ソロ終盤のコードプレイがイカしてる。

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コレです。
コンテンポラリー系好きなら間違い無し!



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