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初めての…

10-29,2014

意味深なタイトルでスミマセン。
エェー、
長らく廃盤だったが近々再発されるらしいんで、
今日はこのアルバムを聴いてみた。

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Lew Soloff / yesterdays (1986年録音)

メンバー
Lew Soloff (tp) Mike Stern (g) 
Charnett Moffett (b) Elvin Jones (ds)

これはわしが生まれて初めて買ったCDの中の一枚なのだ。
(確か新譜で買った)
生まれた時からCD文化の若い人なんかそんなこたぁ一切憶えてないでしょうが、
わしは既に20歳超えてたから鮮明に憶えてるのだ。
当時まだ千田町にあった広大(広島大学)内の生協で買った。
そこで働いてるいてる知り合い(この人もギター弾き)に頼んで買うと、
CDが一枚20%OFFで買えたのだ。
このCDなんか当時(1986年)一枚3200円ですからね!
金の無いわしにとっては20%OFFと云えどデカかったのです!
だからね、しょっ中頼んでた。
でもジャズのCDなんて普通にタイトルだけ言っても注文できんからねぇ~
面倒臭いのに雑誌とかでCD番号調べてねぇ~。
あっ、そう云えばCDプレーヤー自体も激安で売ってもらったんだった。
ってか、ビデオデッキも買ったな。
とにかく色々安くしてもらった。
しかし、広大は今では遠く東広島市の方に移転してしまった…
元気かなぁ…あの人…

話戻します。
これは日本のキングレコードからリリースされたルーちゃんのセカンドアルバム。
この当時ルー・ソロフはマンハッタンジャズクィンテットで大人気だった。
チャーネット・モフェットはウィントン・マルサリスのクィンテット、
そして、マイク・スターンもマイルスバンドを経てグゥーンと人気が出てた頃。
そこに大御所エルビンが加わりストレートアヘッドなジャズをたっぷりと聴かせてくれる。
もう悪い訳がない。

1曲目はタイトル曲。
スタンダードの"yesterdays"
エルビンが刻む粘りつく様なスロービートに乗って演奏される。
これがまぁーくっそカッコええ!
マイクちゃんのプレイも、もう感動通り越して呆れる程今と同じ。
同じ音出して、同じスタイルで弾いてる。
あぁ、マイクちゃん、
この頃からずっとブレる事無くやってきたんだなぁ…
信念の人なんだなぁ…

2曲目はホレス・シルバーの "barbara"
強烈なビートがグイグイ来る
ミディアムテンポの3拍子ナンバー。
マイクちゃん、ソロ途中歪ONして弾き捲っております。
「もうそろそろ踏む頃だと思ってたよ」って感じです。
エルビンのソロも有り。

3曲目はお母さんに捧げたルーちゃんオリジナル。
もろバップって感じの曲だ。
マイクちゃんのソロもズバッとーどバップ!
カッコいい!
この当時はこう云うストレートアヘッドなマイクちゃん参加のアルバム少なかったから、
このアルバムはそう云う意味でも貴重だったのだ。
高音部を使ったルーちゃんのハイテクソロもカッコいい!

4曲目はマイルスの "all blues"
ここではベースラインが印象的な4ビートで演奏。
そしてまたもやマイクちゃんは終盤歪ON。
しっかしこの男、ブルースではほぼ間違いなく踏むな。
もうお前のする事は全てお見通しだ!
それにしてもルーちゃんは上手い。

5曲目はルーちゃんオリジナルのバラード。
マイルスみたいにミュートでプレイ。
いい曲です。
コーラスを効かせたマイクちゃんのコードワークも美しい。

6曲目もルーちゃんオリジナル。
変幻自在に楽器を操るルーちゃんのプレイが聴きもの。
マイクちゃんのソロは無い。

そしてラストがギタリスト ローランド・プリンスの "antigua"
ラテンビートと4ビートが交互するナンバー。
ルーちゃんもマイクちゃんも疾走感抜群の素晴らしいソロを聴かせてくれる。
うぅ!
マジでテンション上がるわいっ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今から20数年前3200円だった物がこの値段!
買わなきゃウソ!



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元祖愛すべき人

04-15,2014

以前このブログ上でUlf Wakeniusの事を
"愛すべきワンパターン男"として紹介しましたが、(この記事)
今日聴くのは、そんなウルフちゃんなんか屁のカッパ、
「ウルフちゃんが何ぼのもんじゃい!わしこそが本家!
元祖ワンパターン男じゃぁぁぁああああ!!」と狂った様に叫びながら、
今にもわしの部屋まで勢い良く乗り込んで来そうな男が参加したアルバムです。

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Bunny Brunel / dedication (1992年録音)

メンバー
Bunny Brunel (b) Mike Stern (g) Billy Childs (p)
Vinnie Colaiuta (ds) Chick Corea (p, on10)

ま、"ワンパターン男"と書いた時点で、
「あぁ、マイク・スターンね」と速攻でお気付きだったでしょうね。
このアルバムはそんなマイクちゃんのスタンダードプレイ(ジャズチューン含む)
が、存分に味わえる名盤なのです。
ワンパターン上等!夜露死苦ぅ!
と云う事で早速聴いてみましょう。

1曲目からナイス選曲です。
ウエイン・ショーターの"fall"
思いっきりタメを効かせたスロー4ビートで演奏。
バーニーのベースはまるでエレベの様に増幅されたサウンド。
しかし、高音部やハーモニクスを多用するプレイにこれが結構合うのだ。
ソロはギター、ピアノ、ベースの順で。
マイクちゃんのソロはクリーンオンリー。
(ヤマハのSPXかBOSSのコーラス仕様でしょうね)
くそカッコいいジャジーなフレージングで攻めてくるが、
やっぱり一聴して即「あっ!これマイクちゃん!」ってバレるプレイ。
ホント、オリジナリティの権化の様な人です。

ベースの独奏から始まる2曲目はスティーブ・スワロウの"falling grace"
ゆったりしつつも案外早目の4ビートで。
うぅーしかし、これもいい選曲!
わしのツボ(乳首辺り)を的確にツンツンしてくる。
カリウタのブラッシュワークと多彩なベースラインがまぁーオシャレ!
刻まなくとも自在にリズムをキープする様には惚れ惚れする。
マイクちゃんのソロも、お得意のトップノート固定コードソロ登場で、
2曲目にして既にノリノリの頂点に。
ものげぇ~ええわぁ~。ピアノソロも有るよ。

はい3曲目はハービーの"dolphin dance"
ミディアムスローの4ビートで。
お馴染みのテーマはベース、ソロはギター、ピアノ、ベースの順で。
いやぁ、マイクちゃん実にしっとりとくるね。
以前も書きましたがわし、(この記事ね)
スタンダード&ジャズチューンを演奏するマイクちゃんが大好きなのです。
最高のアルバムですよこれ!

4曲目。
ここもう一発ショーターで "pinocchio"
高速4ビートで演奏。
で、ここでいよいよ登場ですよ。豪快に歪ませたギターが。
勿論ソロもギターから。
ジャジーな8分音符のフレーズ、
チョーキングしまくりのど根性ロックフレーズ等、
まぁー何演っても気持ちいい位同じ。
しかも、この人ってフレージングがワンパターンってだけじゃないんですよね。
もうね、ソロの構成自体がワンパターンなの。
導入部から〆迄、何時も同じ。
言ってみれば、"水戸黄門"もしくは"遠山の金さん"みたいなもんですね。

5曲目はバーニーちゃんのオリジナル。
タイトル("song for bill & eddie" )からして、まぁあの2人に捧げてるんでしょう、
リリカルなミディアムスローのバラードです。
テーマを奏でる美しいベースから、ピアノソロを挟んでのマイクちゃんのソロ。
ん?ここはロマンティックに攻めるのか?
と、思わせといて、やっぱり安定のマイクちゃん印。
騙された…

6曲目はギタートリオで。
スタンダードの "stella by starlight"
うーむ、3人が火花を散らす美し過ぎるインタープレイ。
繊細な序盤から爆発的に盛り上がる終盤のプレイ迄、
まさに馬鹿テク注意報発令状態!
このアルバム、ノンリハーサルの一発録りだったらしいけど、
これ聴いてるとそれが良く分かるね。

7曲目はバーニーちゃんオリジナルのキュートなテーマの3拍子ナンバー。
コード進行は "all the things you are" と同じでしょうかね。
ソロはギター、ピアノ、ベースが。
キュートなテーマですが、マイクちゃんは自分の色を出しまくり。
軽快な3拍子に乗って気持ち良さそうに弾きまくっております。
特にリピート部はホント気持ち良さそう、恍惚の陶酔状態でしょうね。

8曲目はミディアムテンポのブルース。
パーカーの "relaxin' at camarillo"
肩の力の抜けたリラックスムードの演奏ですが、
やっぱりどこからどう見てもマイクスターン。
もうこの人、朝から晩迄こんな感じなんでしょう。
尊敬に値するワンパターンです。

9曲目は再びギタートリオで。
スタンダードの  "someday my prince will come"
マイクちゃんのシングルトーンのフレージングって凄くコード感があるんですよ。
バックにコードが無くても、とにかく頭の中に綺麗にコードが聴こえてくる。
素晴らしいです。

そしてラスト10曲目はチックコリア登場。
ピアノトリオで自身のオリジナル"twelve bars for lieberstraum" を。
これはもう、貫禄のカッコ良さ!
カッコ良さにもグレードがあるのです。
チックはまさに横綱級。
マイクちゃん出し抜いて結びの一番持ってったな。

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これです。(右はダウンロード版)



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笠井紀美子

05-10,2013

最近、自分の部屋にいると時々ウグイスが鳴いて居るのが聞こえる。
毎日鳴いて居る訳じゃないので案外、野生のウグイスかもしれない。
わしの持っている辞書、三省堂「新明解国語辞典 第六版」によるとウグイスとは、
「鶯、日本全国に居る、背がオリーブ色の野鳥。
春の始め、人家の近くにも来て、美しい声で、さえずる。飼鳥としても珍重される。
鳴き声はホーホケキョと聞こえる。春告げ鳥など異名が多い」
とあるが、このわしの部屋近辺にやって来るウグイスはちと違う。
「みんな聞いてよぉ、春だよぉ」って感じで綺麗な鳴き声で春を告げたりしてない。
あきらかに、投げやりな感じで鳴いてる。
まず、単純に「ホーホケキョ」のホー部分が極端に短い。
説明し難いのだが「ホホケキョ」って感じで早口で吐き捨てる様に鳴くのだ。
しかも口先だけ(くちばしだけど)を動かして言う様に!
「どうせ良い声で鳴いたって誰も聞いてないでしょ?だから適当に鳴いてんの、わし。」
って、思いながら 気だるげに鳴いてる。(想像だけど)
その証拠にわしが、「やる気の無いウグイスだな」って苦言を呈した途端、
俄然やる気を出して鳴き始めたんだよね、このウグイス。(想像だけど)
多分、窓から そう呟くわしの声を聞いて
「あっ!このおっさんが聞いてたんだ!こりゃいかん!よっしゃ!本気で鳴くぞい!」
って感じで慌てて鳴き始めたんだと思う。
もうね、さっき迄の態度と打って変わって
"お前はオペラ歌手か"ってくらい腹の底から声出して鳴き始めてんの。
"ホ~~~ホケイキヨォ~~"って物凄いビブラート効かせて!
特に最初の"ホ~"部分にたっぷりとハンパないタメを効かせて!
姿は見えなかったんだけど、もし見えたら多分、
「どう?わしの鳴き声」って感じのどや顔で、
わしの方をチラチラ見ながら鳴いてたんだと思うぞ。

と、くだらない妄想は置いといてジャズいきます。
ウグイスが鳴いてたからじゃないが、今日はヴォーカル物を。
笠井紀美子さんの "my one and only love" 1985年録音

P5081488.jpg

これは、とにかくメンバーが凄い!
Cedar Walton (p) Ron Carter (b) Al Foster (ds)
のトリオにMichael Brecker (ts) とMike Stern (g)
が加わる!(仲良く4曲づつ)
このアルバム、写真見ても分かる様に、
わし好き過ぎてアナログ、CD、両方とも持ってる。
まず、何と言ってもジャケットがカッコいい!
笠井さんのバックショットが超セクスィ~!
撮影は日本を代表するフォトグラファー 操上和美さん。
CDにはないが、アナログ盤ライナーの別ショットもまたいい!
これ、ジャケットの写真決める時、どれにするか悩んだだろうな。
AKBだったら、ジャケット変えて三種類出してるな間違いなく。

P5081491.jpg

内容の方は有名スタンダードばかり全8曲
笠井さん、ポップスからジャズまで幅広く歌って来ただけあって
ここでも実に伸びやかに歌ってる。
少し癖のある歌い方が、ある意味ハマる。
そして、何と言ってもソリストの二人が素晴らしい!
歌のバックだからって、関係ない。
二人とも強烈な個性を、撒き散らしてる。
聴けば直ぐ誰か分かる位のプレイをカマしてる。
そして、ここで、二人それぞれのベストチューンを書こうと思ったんだけど、書けない!
全てカッコ良過ぎて!
それでも敢えて云うと、マイケルは軽快に飛ばすステラバイスターライトか?
マイクスターンは美しいコードワークも冴えるマイロマンスか?
うーむ、悩む!
悩むから、また2回目をききはじめた!
そして、2回目を聴き始めてもまだ決めかねる!
と云う訳で、やっぱり全曲って事にします。
すみません優柔不断で。

しかし、笠井さん。
今現在は歌手を引退されて、ジュエリーデザイナーとして成功されてるみたいだね。
しかも、旦那さんはミニーリパートンの元旦那!(lovin youの作曲者)
むちゃくちゃセレブな生活してんだろうけど、是非また歌って欲しいね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

廃盤になってて中古しかないけど。お早めに。右がアナログ盤。



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Mike Sternの知らない話

03-06,2013

WBCの1次リーグで韓国があっけなく負けた。
しかし明日は我が身だ。
選手達には、なお一層気を引き締めてもらいたい。

そんな訳で、今日ご紹介するのはこの人です。
130208-3.jpg

ヘビィメタル・ビ・バッパー、(わしが言ってるだけ)
マイクスターンです。

わし、この人10年くらい前までは、大好きだったんだが、
ここ数年は、わしの好きなジャズギタリストランキングの
ベスト10からも落ちてきた。
でもね、決して嫌いになった訳じゃないよ。
ただね、少し飽きちゃったんですね。

この人ホラ、物凄いワンパターンじゃない。クリーンのシングルトーンから始まり、
オクターブ奏法を経てコードソロ、盛り上がったところでディストーション、オン!
でもって、ベタなロックフレーズで締めって感じですね。

勿論、ギタリストは、みんなワンパターンですよ。
ウエスもジョンスコも、メセニーも。
でも、このマイクスターンさんのワンパターンは、ハンパないでしょ?
だもんで、ここんとこ聴いてません。
でもね、たまに聴くとカッコいいです。
特にクリーントーンでスタンダード系弾いてる時カッコいい。
クリーンの時は物凄いオーソドックスなんですよね。
ヤマハのSPX繋げたあの音でね。

実はわしも昔同じの買ってあんな音出してました。
気持ちいいんですよねあれ。

この人、昔ニューヨークの55バーってトコでよく演奏してて、
そこで演る時は、そんなスタンダード中心に演るトリオだったんですね

で、このブログにもよく登場する友人Zと二人でニューヨーク旅行した時に行きました。
55バーへ。

わしら全セット見るつもりで、早目に現地に行き、カウンターに陣取ってビール飲んでたんだけど
この店結構狭いんですよね。
それに、ステージも無い。

一体どこで演奏すんだ?って感じで見てると、
ふらっと1人の男が現れて、近くのテーブルを退かして空いたスペースに
奥の倉庫から持ってきたドラムセットを組み始めた。

どうやらこの男がドラマーみたいだと(名前忘れた)思いながら見てると、
次にベースのリンカーン・ゴーインズがやって来て、
同じ様に奥からベースアンプ持って来て自分でセッティング。

でも、店のスタッフ、誰も手伝わず。
どうも全てセルフの店の様なんですね。

そして、最後にギグバックぶら下げて、マイクスターン登場。
超一流ギタリストと云えど、当然セルフ。
自分で奥からコロコロとアンプ転がして来てコンセントに繋いでる。
そしておもむろに、スポーツバックから、BOSSのコンパクトエフェクター数台を出し、
パッチケーブルで、"パチパチ" 継ないで並べはじめた。

もうね。高校生の時、農家の友人の家でしてた、
わしらのバンドの練習風景と殆ど変わんないんですね。

で、30分もかからず、セッティング終了。
のどかなムードの中、演奏時間まで暫しのリラックスタイム。

でもね、演奏が始まると、まぁー凄いんですよ。
目の前で、ガンガンですから!
殆どがスタンダードなんだけど、当時マイクのそんな音源無かったんで、最高でしたね。
1セットだけでも、がっつり2時間位、演りました。

で、わし、ちょうど友人Zに背を向けて、ライブ見る体勢だったんですけど、
ファーストセット終わってふと気付くと、わしと友人Zの座ってる狭い隙間に、
ジョーコッカー似の小汚いオヤジが挟まってんですね。
こう、身体を横にして腰をグイっと入れて。

130208-4.jpg  この人がジョーコッカー

見るとどうやら、友人Zにしきりに話しかけてる。
そう云えば演奏中から、話しかけてた様な気もする。

更にそのジョーコッカー、自分で話しながら興奮したのか
どんどん勢いを増してきてね、もう肩に手なんか乗せたり、
腰にまで手を回したりしてんですね。

そして、英語訛り(当たり前だが)の猫なで声で、ゆ~っくりと、優し~く、
「ヘイ、ボーイ。ナンタラ、カンタラOK?ん~ん?」とか言ってんですよ。
友人Zの事を "ジトォ~"といやらしい目付きで見つめながら。

かたや友人Zの方はと云うと小声で「ノー、ノー」とか言いながら
手を顔の前でペラペラ振りながら、引きつった顔してる。

その瞬間わしは悟った。「これはナンパだ!」と。
友人Zは、小汚いジョーコッカー似のおっさんにケツを狙われてんだ!
このジョーコッカー、友人Zのケツを掘りたいんだ!と。

若干気持ち悪くなりながら、わしは更に考えた。
確かに、友人Zは、色白の小太りの小男で、ゲイに見えない事も無い。
その上ピンクのカットソーなんか着てる。
日本じゃオシャレかもしれんが、ニューヨークでは違う!ゲイカラーだ。
ゲイのおっさんに狙われても不思議じゃない!

そう云えば、前日の昼間、タクシーで、妙な事を言われたぞ。
「今日はこの辺にゲイが沢山いる。知ってるだろ?」って感じで。
そしたら、近くでゲイの大パレードやってたのだ。

そうか!やっと分かったぞ!
ニューヨークに来てから、わしらずっとゲイのカップルと見られてたのか!
ゲイパレードに参加する為、日本からやって来た、ゲイカップルと思われてたんだ!
そういやぁ実際、ホテルのスタッフの、わしらを見る目もそんな感じだった!

となると、友人Zをこの境地から救うのは、わししか居ないではないか!
カップルの相方である、わししか!

しかし、「ノーノー」言ってる友人Zが超ウケる。
だから、しばらく見学。
「ヘ~イ、ボーイ。ケツOK?ん~ん?」と「ノーノー、ゼッタイノーヨ」の激しい応酬が面白い。

そして数分間楽しく見学したワシは、ケツを隠しながら
毅然とした態度で、ジョーコッカーに言ってやったのだった!
そう、
やっぱり「ノーノー」と…

魂のこもった「ノーノー」を二人に言われたおっさんは、さすがに参ったのだろう。
逃げる様にその場を立ち去って行った。

わしらは勝った。
ジョーコッカー似の小汚いゲイのおっさんの攻撃に打ち勝ったのだ!
友人Zのケツは守られたのだぁ!

だから皆さん!
もし、ニューヨークで、ゲイに誘われ困っても心配入りません!
そんな時は力一杯言えば良いのです!
魔法の言葉「ノーノー」を!

そして全セット、凄まじい演奏を堪能したわしらは、マイクにサインをもらい、
一緒に写真撮ってもらって平和に帰りました。

終わり。

追伸
マイクスターン一行は、演奏終わった後、また自分達でキレイに、
お片付けして帰って行きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マイクスターンのスタンダードが聴けるアルバム"standards" 。
これを聴くとマイクのジャズギタリストとしての実力が分かる!
カッコええ!




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