FC2ブログ

モレノ参加!

11-08,2016

地味にひっそりと発売されてるドイツ人ドラマーJochen Rueckertの新譜。
ヨッヘンと読むのかヨッケンかよう分かりませんが今日のところは
ドイツ人らしゅうヨッケンと云う事で行きます。

20161108152234189.jpg

Jochen Rueckert / Charm Offensive (2016年録音)

Jochen Rueckert (ds)
Mark Turner (ts)
Mike Moreno (g)
Orland Le Fleming (b)

テナーのマーク・ターナはレギュラー、
ベースとギターが前作(この記事参照)から変更有りだが、ギターがピアノに変更とかならずに良かった。
それにしてもこの人(ヨッケンちゃんの事ね)よっぽどギターが好きなのか、
前作ではラーゲ(ルンド)、それ以前はカート(ローゼンウィンケル)やブラッド・シェピックと、
立て続けにギタリスト雇ってる全ギターファン、ギタリストにとってとても有り難い人なのだ。
しかもその全てがピアノレスカルテットなんで、
ソロ、バッキングと腹一杯ギター聴けるから何ともたまんねっすと云う感じ。
はい内容。
本作も前作同様全8曲ヨッケンちゃんオリジナル。
雰囲気も同じ。
ダークなコンテンポラリーナンバーが並ぶが案外4ビート多しって感じ。
その他もドラマーが作るだけあって何とも絶妙なリズムの曲多く飽きる事無く楽しめるのだ。
ドラムファン大喜び間違い無し。
モレノちゃんのサウンドはいつもより少し丸みを帯びた柔らかい感じを受けるかな。
少しトーンを絞ってるのか?案外例の黒い335弾いてたりして。
ソロもパーペキ!
アドリブパート自体が無い短い3曲目以外は全てでソロパート有ります。
いつも通り怪しく蠢く妖艶なプレイ。
どれもこれもまぁ〜くっそカッコええんでファンの方は絶対買って損なし!
最後にわし的ベスト選ぼうかと立て続けに聴いたがどれも甲乙付け難く断念。
御自分で決めて下さい。
次作はジョナサンかはたまたアダムかニアか?誰になろうが楽しみじゃ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これです。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。

教訓

03-15,2016

今年の2月マイク・モレノと共に来日したアルト奏者
ローガン・リチャードソン2006年作品
(当然広島には来てないけど)

201603151250439fd.jpeg

Logan Richardson / Cerebral Flow (2006年録音)

Logan Richardson (as,ss)
Mike Pinto (vib)
Mike Moreno (g)
Matthew Brewer (b)
Nesheet Waits (ds)1.4.5.6.10
Thomas Crane (ds)2.3.7.8.9

収録曲は全10曲。全てローガン作。
変拍子バリバリのM-BACE系から浮遊感溢れる体温低目のコンテンポラリー系、
ドルフィー風アヴァンギャルド系まで幅広い楽曲。

勿論わしが購入した目的はマイク・モレノ
(リリース当時速攻で買った)
しかしそう云う意味では失敗した。
全10曲の内モレノちゃん参加は半分の5曲だし、
ソロにいたっては僅か2曲しか弾いてないのだ。(泣)
(但しぶちカッコいいソロなんだけど)
初めて聴き終わった瞬間は「やってもうた…」と若干落ち込んだ。
しばらく放心状態になった。
が…
そこはホラ!
LPとかレコード全般高かった時代の人間ですから!
インターネットで試聴とか出来なかった時代の人間ですから!
失敗なんてしょっ中あったのだ。
でも負けなかった。
だから絶対元取ろうと意地で聴き込んだ。
すると、
するとですね、
「うん?これ中々いいんじゃないか?」となってくるからコレ不思議。
クールな知的さの中に見え隠れする狂気。
やった事も無い楽器について偉そうな事は言えんが
今アルトでこんなタイプいないんじゃないか。(多分)
だから今では失敗したとは思ってないのだ。
今の若い音楽ファンはこの辺りの事見習うように。
聴き感触の良い音楽だけサクッと聴き流すだけじゃなく
どんなアルバムでも数回はじっくり聴き込んで頂きたい。
案外気に入るもんなのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コレです。



マルティーノ提唱マイナーコンヴァージョンの教則本。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。

本年度最後の一発

12-20,2015

今年はギタリストのアルバムが豊作だった上
そのどれもが高水準だったんだけど、最後の最後にもう1発来ました!
わしの大好きなマイク・モレノちゃんの新譜が!

20151220011950932.jpeg

Mike Moreno / Lotus (2015年録音)

Mike Moreno (eg&ag)
Aaron Parks (p&ep)
Doug Weiss (b)
Eric Harland (ds)

この新譜がモレノちゃんのWebサイトで売ってるの発見した時ですね、
わし興奮しまくりました。
とにかく前作がめちゃくちゃカッコ良かったですからねぇ。
若干震えました。
そして何故か物凄く慌てました。
ですから何も考えず速攻でポチってました。
しかし…
余りの焦りからか海外発送向けのチェックを無視してしまってたのです。
そんな物はあるとは全く気付きませんでした。
それどころか「送料取らんのか!モレノちゃんは太っ腹じゃのぉ!」
とか勝手な事思ってました。
もうホントわし興奮してたから。
そしたらですね、モレノちゃん本人からメール来ました。
「すまんけど日本への発送は送料いるよ」って。
まぁ考えたら当たり前なんだけど。

でまぁ、そこから一旦キャンセルして注文し直しますとか、
なんやかんやメールで何度かやりとりしたんですが、
この時ついでに
「出来たらジャケにサイン書いてくれませんか?」とお願いしといたんですよ。
面倒かけちゃうかな?とも思ったんですけど、
せっかく本人とメールしてんですから。
更に「いつか広島来て」とも書きました。
絶対来ないだろうけど。
すると!
するとですね!
何とモレノちゃんはちゃんとサイン入りのCDを送ってきてくれたんですよ!
ジャケの内側にちょっとしたメッセージを添えて!
(写真でお見せしようと思ったんだけどわしの名が入ってたんで無し)
いやぁ〜もぉ〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
モレノちゃんってなんていい奴!
ほんにナイスガイ!

と、ココで白状しますが上記の話。
焦ってポチったくだり以外、
要するにモレノちゃんと英語でメールやりとりとかしたの、実は全てわしの連れなのです。
わしは興奮しながら(連れがモレノちゃんとメールしてるのをみて)
横でああだこうだ言ってただけです。
悪しからず。

さて、それで肝心のCDの方。
収録曲は9曲ですが1曲目が2分弱の次曲へのイントロなんで実質8曲。
全てモレノちゃんオリジナル。
4ビート曲一切無し。
一般的なジャズのイメージとはかけ離れてるんだろうがまごうことなきジャズ。
前作同様幻想的でドラマチック、
ロマンチシズム溢れるコンテンポラリーな楽曲が並ぶ。
もう初っ端からゾクゾクします。
完全に独自のスタイル確立。
そしてコレも最近では普通なのか、
ギターソロどころか誰のソロも無い曲が2曲ある。
(3、7曲目)
まぁモレノちゃんのこの路線でのアルバムでは
そう云うのもアリなのかもしれんが、ココだけがちと不満。
あとパーペキ。
但し安心して下さい。
履いてますよ!
じゃなくて、他の曲ではカッコいいソロ聴かせてくれますよ!
いつも通りギターサウンドも最高。
しかし、本音としてはやっぱりアルバム全編で弾きまくって欲しい。
もっともっと怪しく蠢めくモレノちゃんを聴きたいのだ。
だからわし的にはこの路線と並行して
以前のようにクリスクロスでもアルバムリリースしてくれれば一番良いのじゃがねぇ…
アレも大好きなんで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

AmazonではCDはまだ売ってないようです。
ダウンロード版はこちら。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。







身も蓋もないけど

12-02,2015

これも又入手してから結構時間が経ってしまいました。

201512021551097eb.jpeg

Kendrick Scott Oracle / We Are The Drum (2015)

Kendrick Scott (ds)
Taylor Eigsti (p,ep)
Michael Moreno (g)
John Ellis (s,bcl)
Joe Sanders (b)

このオラクル名義のアルバムは前作も今作も
マイク・モレノ(今作でな何故かマイケル・モレノってなってるけど)目当てで買ってるんだけど、
このバンド自体が好きだから仮にギター抜きでも買ってたかも。
いや…待てよ…
やっぱそれだと買ってないか…
まぁ、どっちでもいいけど今回もかなり好みです。

収録曲は全部で11曲。
うちケンドリックちゃん本人の曲は5曲。
残りはメンバーとの共作や他のメンバーやデリック・ホッジなどの曲。
内容も予想通り。
ウォーキングベースの4ビート曲は1曲のみ。
で、他の曲は例のスタイリッシュで、
"浮遊感あってぇ""幻想的でぇ""ドラマチックでぇ"な感じの、
怪し美しいナンバーで占められとります。
もちろん前作同様ヴォーカルナンバーも1曲有る。
(作曲と歌ってるのはLizz Wright)
そんなこんなで、
よりバンドっぽく、よりサウンド志向になってるが、
ジャズ的要素もちゃんと聴かせてくれます。
(各メンバーのインプロビゼーションの事ね)

で、このブログ的には最も肝心のモレノちゃん。
ソロは4曲で弾いている。(どれもカッコいい!)
ここで思わず「少ないなぁ〜」とか言ってる人多いでしょうが、
しかしですね、コレが多いか少ないかは置いといて、
なんやかんやで一番モレノちゃんが目立ってるんですよ。
このバンドの醸し出すムードには絶対不可欠な人って感じ。
とか言いつつ、こればっかりは聴いて頂けないと分からないと思うから
各自買うかどうにかして聴いて確認して下さい。
(身も蓋もないレビューでスミマセン)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コレです。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。




久々のレビュー

11-21,2014

最近ちょっとばかりCDの紹介がおろそかになってるが
これはもう仕方ない。
それ目的の方。
ぼちぼちやるんで見捨てんとってね!

そんな訳で今日は最近リリースされたこのアルバムを。

14165252730.jpeg

Child's Play / Brice Winston (2014録音)

メンバー
Brice Winston (ts) Mike Moreno (g) David Virelles (p)
Joe Sandars (b) Marcus Gilmore (ds)

では早速、マイク・モレノ大ファン目線で全曲紹介。

1曲目。
おっとー!
これは又、のっけからピアノ&ギターのイントロがカッコいい!
何気にマイケル・ブレッカー風味のブライスちゃんオリジナル。
プレイの方もマーク・ターナーと云うよりマイケル。
中々にスリリングなプレイを聴かせてくれる。
そして出た!
怪しい光を放ちつつ暴れ回るマイクちゃんのギターのカッコいい事!
物凄いスピードで駆け下りてくるフレージングの数々に、
何時通り一人部屋の隅っこで仰け反っております。


2曲目はミステリアスでダークな今時コンテンポラリーなスローナンバー。
ソロはベースからテナー、ピアノへ。
マイクちゃんのソロは無いが後ろで始終怪しいムードを醸し出しとりんさる。

3曲目はWayne Shoterの"juju"
あの呪術的ムード全開のテーマはテナーとギターのユニゾンで。
細かく刻むリズムアプローチが現代的だ。
ソロはテナー、ピアノ、ドラム。
このピアノこの前紹介したMatt Brewerのアルバム(この記事参照)
にも参加してたがカッコいいプレイヤーだ。
ソロの無いマイクちゃんですが、
よく聴くと地味に色々やって存在感発揮しとります。
その辺ちゃんと聴いてあげて下さい。

4曲目。
わしこれ好き!
めちゃんこ好き!
幻想的かつ官能的な3拍子ナンバー。
ミディアムスローのブライスちゃんオリジナル。
徐々に熱を帯びてくる熱いサックスソロがいい!
クールにハイパーフレーズを決めまくるギターがいい!
靜かに、しかしビシバシと煽るリズム隊がいい!
みんなみんないい!
みんなぁ~大好きぃ~!
(大島優子のモノマネで)

5曲目は再びショーターナンバー"fall"
止まってしまうと思う程のスローテンポで退廃的に演奏される。
ソロはテナー、ギター、ピアノが。
マイクちゃんは、ゲインをグンと上げた歪む一歩手間って感じのサウンドで、
もう単純に歌うと云うより光線銃のSEみたいなフレーズを繋げていってます。
物凄いオリジナリティ。
まぁーカッコええわ。

6曲目はオリジナル。
マイナーキーの比較的早めの4ビートナンバー。
ソロの先発はギター、そしてテナー、ピアノと続く。
危険な香りを放つマイクちゃんのソロがむちゃくちゃカッコいい。
背筋が凍るとはこの事じゃ!

7曲目はスタンダードで"I thought about you"
当然バラードね。
ソロはテナーとピアノ。
2人のエモーショナルなプレイが聴きどころ。
しかし、ソロは無いが、
ピアノのコードの合間にマイクちゃんが弾く単音のコードトーンもセンスあるぅー!
ところで、いたるところで聴けるこの揺れ系エフェクトは何かな?
トレモロ?

で、ラスト締めくくりはブライスちゃんオリジナル。
ソロはテナーとギター。
ブライスちゃんはここも熱くエネルギッシュなプレイを聴かせてくれますよ!
そこの、おとーさん!
逆にマイクちゃんは妖刀使いよろしく怪しさ全開で浮遊しまくってる。
リズム隊もそれを分かってるからあれこれアプローチを変えつつソリストを盛り上げる。
いやぁ~こいつらマジですんばらしぃーわ!
呆れる程カッコいいわ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これです。



最後まで読んで下さってありがとうございます。
更新の励みになります。
サクッとバナークリックをお願いできんでしょうか?

にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ
にほんブログ村


音楽(ジャズ) ブログランキングへ