ハービーハンパねぇ〜って!

06-26,2018

Stablematesと云う曲が好きだ。
ベニーゴルソンのオリジナルだが最近なにやらギタリストに人気がある。
ラーゲちゃんはウィル・ヴィンソンと演ってるし(これ)
カートはトリオで演ってる。(これ)
ロメイン・ピロンやピーター・バーンスタインの演奏はYouTubeで観れる。
(ちなみにわしらのライブでも何度か演った)
コード進行が独特なのが人気の理由か?
でも難曲。セッションでやる事はまぁ〜ほぼ無いんじゃないか。
他にもギタリストの動画は多数あってどれもカッコ良いが、
ここはあえてのピアノトリオ作を。

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Herbie Hancock Trio (1981年録音)

Herbie Hancock (p)
Ron Carter (b)
Tonny Williams (ds)

ハービーはトリオ作自体が数少ないからこれは貴重。
しかも日本録音。
Stablematesは発売時でいえばA面1曲目アルバムのオープニングナンバーだ。
若干速めのミディアムテンポ。
細かく動く進行を大きく捕らえたフレージングから
トリッキーなフレージングまでハービーのソロは変幻自在。
こんなん普通出来へんやん!
ハービーハンパねぇ〜ってぇ〜!!!
またロン・カーターのラインもトニーもクソカッコいいのだ。
3人それぞれが影響を与え与えられる。
超スリリング!
あぁーひっくり返る程カッコええ!
2曲目のDolphin Danceもそんな感じ。
相手が押すんら引いてみる。
かと思えば次は一緒に押してみる。
これぞジャズだ。
後3曲目のロン・カーターのオリジナルバラード(A Slight Smile)も名曲。
これどっか譜面ないか?
残り2曲はスタンダードの”That Old Black Magic”に
トニーのオリジナル”La Maison Goree”
勿論素晴らしい。
また日本でサクッとこう云うトリオ作録音してくれんかね。

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これです。



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参考までに

06-19,2018

先週の土曜日のライブでスタンダードの”skylark”と云う曲演ったんだけど
このアルバムのバージョンちょこっと参考にさせて貰った。

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Chris Cheek / I Wish I Knew (1996-97録音)

Chris Cheek (ts)
Kurt Rosenwinkel (g)
Chris Higgins (b)
Jordi Rossy (ds)

通常この曲はバラードで演奏する事が多いんだけど、
ここではミディアムスローのボサっちゅーかなんちゅーかこぉ〜
ラテンっちゃ〜ラテンなんだけど〜
ちょっと普通のラテンやボサとは違う感じ?
派手さなく割と淡々とクールに演奏されてる。
ポイントはベースとドラムなのだ。
これが地味ながら何気にカッコいい。
勿論わしらのライブでもベースとドラムの方にはそうやって演奏して貰った。
自分で演奏してて物凄く気持ち良くなるくらい上手くいった。

その他の曲も同じ様な(淡々&クール)感じで演奏されてる。
収録曲は全部で9曲。
うち本人作は1曲。
後はスタンダードにビル・エバンスの”time remembered “
基本ミディアムやスローの演奏が多くガツンと来る系は無い。
が、カートは全曲に参加。
コンピングにソロにとカート節全開で物足りなさは一切無い。
その他メンバーも合わせ王道スタンダードをストレートに演奏してるのに何処か新しい感覚を漂わせてるのは流石。
大満足。
いつかわしらもこんな感じで固めたライブやったら面白いかもな。
あくまでも感じだけしか出来んが。

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コレです。



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極上コードワークおじさん

06-18,2018

先日のドラムレスライブでも演奏した“Wendy”が収録されたアルバム。
ギターはフェンダーのテレキャスで極上ジャズトーンを生み出すエド・ビッカート。
地元トロントでのライブです。

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Paul Desmond / Live (1975年録音)

Paul Desmond (as)
Ed Bickert (g)
Don Thompson (b)
Jerry Fuller (dis)

“Wendy”はオープニングナンバー。
ちなみにわしらのライブでもオープニングにした。
わしゃこの“Wendy”が好きでこれまでも何度か演ったが、
いつもオープニングだった気がする。
もしくはセカンドセットのオープニングか。
そういやぁテナーとは初だった。
それまではアルトに人とだけ演ってた。
でもテナーも良かった。
まぁとにかく聴けば分かるがもうスタンダードかっちゅーくらいの美メロ曲。
わしは特に最後の8小節がちょっとだけ捻ってあって好き。

で、話戻ってこのアルバム。
ギター好きにとっての一番の聴き処はエドちゃんのコードワークじゃの。
この曲もイントロからエンディングまでエドちゃんの美しいコードワークが冴え渡ってるのだ。
ソロ部でもそう。
シングルトーンとコードの美しき融合。
あぁ堪らん…
フルアコかと思うくらいの膨よかなジャズトーンじゃが
しっかりとサスティーンが効いてるんだな。
テレキャス使ってる理由にはそれもあるんじゃないか?
低音弦と高音弦の音のバランスも凄く良いのだ。
こんなの毎日聴いてたらまたもテレキャス欲しい病が再発して
妄想の日々が続くだろう。

デズモンド作はこの他に代表曲の“take five”も演っとります。
その他の収録曲も美メロスタンダードばかりで
エドちゃんの美しいコードワークを存分に楽しめる。
コンテンポラリー系ばかり聴いて疲れたら是非。

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コレです。



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シモネちゃん

06-01,2018

これはいつもライブしてるジャズクラブでかかっててそれ聴いて購入した。
もう数年前。
派手さは無いが実に心地良い演奏が気に入ったのだ。

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Simone Guiducci / My Secret Love (2001年)

Simone Guiducci (g)
Ares Tavolazzi (b)
Paolo Birro (p)
Riccardo Biancoli (ds)
Javier Girotto (ss)

特に1曲目の“secret love”が良い!
若干早めの4ビート。
キーはE♭。
前半をB♭ペダル、途中からコード進行に戻る御馴染みのアレンジだが
ソロ部にこれ入ると特に効果的なんだな。
更にギターソロ部は最初半音下のDのペダルAから始まり、
2コーラス目から元のE♭の進行に戻るのだ。
ぶちカッコいい!
今度わしのライブで拝借決定だ。
で、そこからの2曲目バラードの“old folks”も良いんだなー。
ピアノがAメロ、サビがギター。
ここって若干ブルージーなムードだからそれ正解。
以降ブラジル系ミュージシャンのカバーが3曲にジャンゴナンバー1曲で全6曲。

先程も書いたがこの人自体が若干地味。
全編に渡ってゴダンのエレガットをピック弾き&指弾き。
特にテクニカルでもないし、コンテンポラリー系でもない。
かといってパコみたいにスパニッシュ系のフレーズばんばん弾き倒す訳でもない。
自ら前へ前への人ではないのだ。
このリーダーアルバムでも他のメンバーと露出的には同程度。
でもその辺りのバランス感覚は好き。
このアルバムもそんな感じ。そこが聴いてて心地良い理由か。
それはそうと、
実はわしはこの男の事はイタリア人という事以外ほぼ何も知らないのだ。
名前の発音自体分からん。
シモネ・ギドゥッチ?
それともシモーネ?グイドゥッチ?
まぁー何でもいいが、
スタイル的にはおそらくジャズど真ん中系ではないんじゃなかろうか。
ここではかなりジャズよりだが
やっぱラテンやスパニッシュ系の音楽が本職か?
それともスタジオ系何でも屋か?
違うか?違ったらごめん。

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これです。



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再びジャケ買い

05-18,2018

先日のジョー・パスに続きまたも衝動買い。(この記事参照)

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Jim Hall / The Complete “Jazz Guitar”

#1~#11 (1957録音)
Jim Hall (g)
Carl Perkins (p)
Red Mitchell (b)

#12 (1957録音)
Jim Hall (g)
John Lewis (p)

#13~#15 (1960録音)
Jim Hall (g)
John Lewis (p)
George Duvivier (b)
Connie Kay (ds)

#16 (1956録音)
Jim Hall (g)
John Lewis (p)
Percy Heath (b)

カメラを見つめ「テヘ〜っ」と照れ笑いする、
髭の無い若き日の(でも既にゲーハー)ジム・ホールの姿に惹かれたのだ。

収録曲は全16曲!
トータルタイム79分14秒の大ボリューム!
最初の11曲はジャズギターファンにはお馴染み
ジム・ホール初のリーダーアルバム“Jazz Guitar”とその別テイク等。
これ以降とは全くスタイルの違うストレートにスイングするジムホールのギター。
どことなくノスタルジックなムードが心地いい。
残りはジョン・ルイス名義のアルバムからジムホール参加の曲を集めたもの。
これらも同年代。
わし的には“Jazz Guitar”はLP盤を録音したものしか持ってなかったのも購入の理由だ。
中身は特に珍しいもんじゃないが
今からジムホールを揃えようとの方はこれ買うのが良いんじゃなかろうか。
安いし。ボリュームあるし。

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これです。



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