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「ディア・ハンター」行ったら思い出した

05-23,2019

この前「ディア・ハンター」観に行って(この記事参照)
思い出したんで
今日は久しぶりにこれを引っ張り出して聴いている。

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渡辺香津美 /Dear Tokyo (2001)

(メンバーは省略)

ジャズコンボにオーケストラが加わった作品。
オーケストラアレンジ及びプロデュースは笹路正徳。
このオープニングで映画「ディア・ハンター」のテーマ曲である名曲
“Catarina”を演奏してるのだ。
この曲自体ジャズで演奏する事はほぼ無いと思うが
ここでも比較的原曲に忠実なアレンジで演奏されている。
よってガンガンアドリブと云う事は無いが、
わし的にはそれでいい。
この曲でアドリブ聴きたいとは思わない。
美しいメロディをそのまま素直に聴きたい。
だからこれは正確。
笹路さんのアレンジも良い。
素晴らしい。
で、そのかわりと言っちゃなんじゃが
香津美さんのアドリブに関しては2曲目以降で楽しむのだ。
ミンガスの”Goodbye Pork Pie Hat”
オリジナルの”Lonesome Cat”ローラ・ニーロにバカラック等、
ゴージャスかつカッコいいオーケストラサウンドに乗った
香津美さんのアドリブをたっぷりと堪能出来る。
案外ジャズ度も高いから
そう云うのを期待して聴いてもそんなに裏切られた感じは無いと思います。

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これです。



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ヴィックおじさん新譜

05-07,2019

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Vic Juris / Two Guitars (2018年録音)

Vic Juris (g)
Jay Anderson (b)
Adam Nussbaum (ds)

しかしまぁ〜働き者でマメな人だわこの人。
定期的にちゃーんと新譜録音してリリースする。
「こういう人がお父さんだったらさぞや安心するだろうな」
と云う人。
で、それはそれで置いといて話戻るが、
前作迄はスタンダードやジャズチューンを中心にしてた。
そしてそれが暫く続いてたが、本作はスタンダードは一切無し。
そのかわりショーターの”E.S.P”とビートルズの”Julia”以外は
他は自身のオリジナルで固めているので、
これまで以上に相当に力が入ったアルバムなんじゃなかろうか。
よってオリジナルの方をメインに話を進めるが、
コレがえらいカッコいいのだ。
今時なコンテンポラリーな曲など一切有りません。
4ビート中心で目新しい曲調など無いが
「これぞジャズ!」的ナンバーがズラッと並ぶ。
わしはこう云うのが大好きだから今時感など無くとも全く問題無い。
どころか有難いとさえ思う。
わしがこの人の様なベテランギタリストに求めるものは
大きな変化や新しい事やってる姿では無いのだ。
それどころか、
変化などは余程のギター好きがやっとこさで気が付く程度で良いとさえ思ってる。
わしゃ〜ね、そんなもんじゃなくてこれまで通り、いつも通り、
わしが好きなヴィックちゃんのプレイをそのまんま聴かせてくれさえすれば良いの。
それだけ。
で、ヴィックちゃんはいつもそうしてくれる。
だからこの人のアルバム買ってこれまで失敗は無い。
しかも上記の様に今作はその中でも変化してる方なんだから尚良いのだ。
そりゃ〜スタンダード中心の方がセールス的には良いんだろうと思う。
でも敢えてオリジナルで勝負してる。
この心意気こそ何事にも変えられない変化ですよ。

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これです。良いっすよ。



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落ち込みからの復活

05-04,2019

一昨日の生ジョナサン体験以来
1日1回はジョナサンを聴き、
そして自分とのあまりの差の大きさに激しく落ち込み
そっとCDを止めると云う事を何度となく繰り返しております。
で、今日は久々にこれ。

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Jonathan Kreisberg / The South Of Everywhere (2007年録音)

Jonathan Kreisberg (g)
Matt Penman (b)
Mark Feber (ds)
Gary Versace (p)
Will Vinson (as)

当然これにもサイン貰ったよ!

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これはライブでも演奏した7拍子のど変態ステラ収録のアルバム。
こっちはご覧の通りクインテット演奏なのでより激しく凄い。
テンポも速い。
これね、
じっくり数えながら聴くとリズム崩れてくんの。
でも全く破綻しない。
全員のベクトルはピタリと同じで全くズレないのだ。
これ。
これが凄いんだよなぁ…
何で?
とにかく言えるのは周りの音をしっかりと聴いてんだろうな。
だからピタリを合う。
わしも聴こう聴こうとは思っとるが
実際はそこまで聴いてないんだろうな。
7拍子とかだと特に自分の事だけで精一杯。
と、ここで気が付いた!
こんな感じで自分とジョナサンを比べながら聴いてるから
落ち込んだり嫌んなったりするんだ!
あんなワールドクラスのスーパーギタリストと同じ土俵に
フンドシも締めずサクッと全裸で上がってたんだわし!(なんか違う?)
これってよく考えると近所のおっさん連中と草野球演ってる中年が
160キロ投げるメジャーリーガーの球空振りするのと同じなのだ。
だから当たり前。
落ち込む必要無し。
と思いながら聴くとこれまで通り楽しめる。
と云う訳で上記ステラ以外では#1、2、6、7
もう1曲のスタンダード“The Best Thing For You”が特に気に入っとります!
(これのみトリオ。結局ほぼ全部です)
最高!!!!!

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これです。



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今日から令和

05-01,2019

こないだの平成最後…云々に続き
今度は当然令和一発目に何を聴くか?と云う問題に直面した。
しかし案外悩まずサクッと決定。
平成ラストをマイクスターンにしといてアレなんじゃが、
「ここはやっぱり日本人じゃろ」と云う事です。

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中牟礼貞則 / Live At Shiny Stockings (1979年録音)

中牟礼貞則 (g)
細川正道 (b)
鈴木孝廣 (ds)

収録曲は全8曲。
1979年11月の4日と5日、
2日間に渡って録音されたモノからチョイスされてる。
わしこの録音日見た瞬間「ハッ!もしや!」と声が出た。
それは我が愛するカープが初の日本シリーズ優勝を成し遂げた日なのだ!。
すなわち世に言う「江夏の21球」のあった日!(11月4日今は無い大阪球場)
今から40年前のあの日の事は昨日の事の様に覚えてる。
ど変態の友人Eとしょう平と云う友達と3人でわしの部屋でこの試合観てたのだ。
9回裏近鉄の攻撃。
ここからの21球。
文字通り引っ繰り返りながら見たな。
100%負けたと思ってた。
そんな日にこの名盤が録音されてたのか…
その頃わしはディープ・パープルに夢中だったなぁ。
リッチーが大好きだった…
その時のわしに、
「お前は40年後…
どでかいフルアコ持った眼鏡掛けた日本人のオッサンが、
まさに本日、江古田と云う街の小さい店で録音する音源を
CDと云うプラスチック製の小さな円盤状の物で聴くことになる。
そしてお前はリッチー同様ハゲている…」
と言ったらどうなるかな?
ショックだろうな。
まぁ現実にはそんな事無いんでわしゃこのアルバムは存在自体知らんかった。
帯に書いてあるが去年ギターマガジンで特集された
「ニッポンのジャズ」と云う企画に呼応する形で初CD化されたらしい。
それが無かったらわしゃマジで今だに知らんかった。
で、コレがまた良いの!
まず8曲全て有名スタンダード。
どれもこれも全曲わしも演った事ある曲。
録音も生々しくベースはブンブン、ブンブン
ドラムはツーチャカ、ツーチャカと、
間近で聴いてる様な臨場感伴って録れてる。
ギターも例のあの音。
おそらく1PUの175にギブソンのアンプだと思うよ。
今でも聴けるあの音と同じ。
でやっぱりムレさんのプレイが若い。
音数多い。
って、多くはないか。
今より多いが正しい。
こんな所も影響受けたジムホールみたいだ。
ハーモナイズドベースラインも出る。

それにしても、何度も言うがわしこのアルバムマジで知らんかった。
ギターマガジンの特集が無かったら聴かないまま死んでたとこだ。
これぞまさにグッジョブだ。
リットーミュージックさん!
ありがとうございます!

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これです。売ってるうちに!



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平成ラスト!

04-30,2019

今日で平成も終わり。
そこでその最後の日を迎えるにあたり
わしはその最後の日に何を聴こうかとツレに相談もせず
ずっと密かに悩み考えてた。
そして28日の深夜ついに決めた。
こいつのこのアルバムに!

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Mike Stern / Upside Downside (1986年録音)

Mike Stern (g)
Bob Berg (ts)
Mitch Forman (p.syn)
Mark Egan (b)
Dave Weckl (ds)
Dr.Gibbs (per)
David Sanborn (as)
Jeff Andrews (b)
Jaco Pastrius (b)
Steve Jordan (ds)

えーっとぉ。
その前にコレって
ご覧の通り平成元年の録音でもリリースでもありません。
それなのに何故か?
まずですね、
平成元年で何か無いか?と考えた。
この時代わしは何に夢中だったか?
誰が、どんな音楽が好きだったか?
ウエスか?ジムホールか?
カールトンか?リトナーか?
いやいや。
ルカサーか?グレイドンか?
ジョンスコか?メセニーか?
ジャズか?AORか?
ネットサーフィンやなんやかんやして思い出しました!
わしゃその頃一番好きだったのはマイク・スターンだったのだ!

この前年の1988年。
わしゃ〜ある男(友人Zだけど)と共に人生初の海外旅行、
それもニューヨークへ行ったのだ。
そしてその時
「55バーで生マイク・スターン」を初体験し奴に夢中になった。
(この記事の時!)
ん?
なんで1988年に行ったの思い出したかって?
それはですね、このアルバムのジャケにサイン貰う時
マイクスターンが「この次の新しいアルバムが出たばかりだ。それも買ってくれ」
って言ってたのを覚えてるからなのだ。
で、わしが「それも明日買うつもりだ」って言ったら
マイクちゃんは満足げに「そうかそうか」と頷いてたのだ。
その新しいアルバムが‘89年の“Time In Place”
この時リリースされたばかりだった。
(ちゃんと翌日ワシントンスクエア近くにあったタワーで買った)
ちなみにその時書いてもらったサインがコレ。

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店に転がってたボールペンで、
ラフにと言うか完全に適当に書かれてる気もするが、
ナイスガイであった。
一緒に肩組んで写真も撮りました。
で、その後生マイクちゃんは何度も経験しその都度サイン貰って、
肩組んで写真撮ったが
やっぱりこの時の思い出が一番。
(広島だけでも2回来た)
だからマイクスターンで一枚選ぶとすればコレ。
よって「平成最後に聴くアルバムは晴れてこいつに決定!」と云う流れになったのだ。
そして今まさにコレ書きながら聴いている。
感想…
“Goodbye Again”は名曲。
“Mood Swing”ひっくり返る程カッコええ。
やっぱりジャコとサンボーンは役者が違う。
そしてただただ懐しい。
平成最後と云うのに、
そんなバカみたいな事しか書けない自分が情け無い。

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コレです。



いつも読んで下さってありがとうございます。
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