やっとレビュー

06-23,2017

このアルバム5月末にデリバリーされたんじゃが実際に注文したのは今年1月初め。
約5ヶ月待ったのだ。
更に理由は不明だがamazonではつい最近まで売ってなかった。
(流通量が少ないのかもしれん)
でも最近売ってるみたいなんで今回やっとレビューします。

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Jeremy Manasia / Metamorphosis (2015年録音)

Jeremy Manasia (p)
Peter Bernstein (g)
Barak Mori (b)
Charles Ruggiero (ds)

リーダーのジェレミーちゃんはおそらく初聴き。
わしは当然ギターのピーター・バーンスタイン目当てで購入。
上記したタイトルでは省いたがサブタイトルに"Featuring Peter Bernstein"と有る。
コレ大事。
このアルバムは
巷でたまに見かける「フューチャリングしてるしてる」詐欺ではない。
ピーターちゃんファンが聴くと誰しもがもれなく小躍り&号泣する程の"大フューチャリング"
ちゃんと全曲参加の全曲ソロのキチンとしたフューチャリング。
しかもぶちカッコいいフューチャリング。
最早ピーターちゃんの裏リーダー作と言っても過言では無い程のフューチャリング。
ふぅ…
フューチャリングって書き過ぎて疲れた。

収録曲はジェレミーちゃんオリジナルが3曲に
ピーター作が1曲、その他スタンダードが2曲の計6曲。
総収録時間は44分16秒。
4ビート中心の王道ジャズ。
決して目新しさは無いが安心して聴ける。
そんな訳で他に書くことも無いんでわし的ベスト上げときます。
先ずはオープニング曲、
テーマ終わりからのピーターちゃんのソロ導入フレーズが鳥肌立つ程カッコいい!
完コピしてそのまんま使っても美味しいだろう。
モーダルな♯4や"Nancy"のムードも堪らんもんが有るしラストのバラードも良い。
言い忘れるところじゃったが、
肝心のリーダーのジェレミーちゃんのプレイもアグレッシブで良いです。

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これです。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。




馬跳び

04-29,2017

おお何とリリースされてからもう6年も経ってる。
しっかし早いなぁー時が経つのって。

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Armen Donelian / Leapflog (2010年録音)

Armen Donelian (p)
Marc Mommaas (ts)
Mike Moreno (g)
Dean Johnson (b)
Tyshawn Sorey (ds)

リーダーのアーメン・ドネリアンはおそらくこの今もってアルバムでしか聴いてない。
音楽系の学校などで教えてる人でモレノちゃんも弟子だったみたいじゃが
詳しくは分からんので各々お調べください。
わしは勿論モレノちゃん目当てで購入。
そっちから目線での記録。

当初ピアニストリーダーでサックスも入るクインテットなんで、
モレノちゃんの露出を心配したが無用だった。
全8曲中ソロは5.5曲。(1曲はソロと云う程でもないから)
いつもの様に闇夜を切り裂き怪しく蠢く。
ギターはまだ335の筈。音もプレイもぶちカッコええです。
しかしだ。
肝心なのはソロなんて有っても無くてもモレノちゃんの存在感は際立ってるってとこだ。
このアルバムに限らずじゃが
モレノちゃんは常に独特のオーラを醸し出し空気を支配していく。
ここがモレノちゃん最大の魅力なんだな。

曲は全てドネリアンのオリジナル。
4ビートオンリーと云うのじゃないが所々ウォーキングベースも有り
アコースティック・ジャズ系(のみ)好きでもおそらく大丈夫じゃなかろうか。
アバクロのファースト・カルテット時代の雰囲気に近い哀愁系メロの曲なんか好きなんじゃが、
少しリズムセクションが仕掛け過ぎの感もある。
特にドラムの煽りが。
まぁーこの辺りは個人の好みかな。
なんにせよモレノちゃん好きは要チョック!

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これ。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。

ニアちゃん参加

12-05,2016

この人の名前どう読むのかいまだに分からん。
エノッチ?
イノッチじゃあるまいしそりゃなかろう。

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Enoch Lee / Finish Line (2014)

Enoch Lee (p.epf)
David Binney (s)
Nir Felder (g)
Drew Gress (b)
Nate Smith (ds)

何処調べてもマジでどう読むの分からんからその辺スルーしときます。
自主製作のデビュー盤らしい。
どっちにしろわしは本人よりニア・フェルダー目当てで購入したのだけど…

オープニングとエンディングの短い2曲加えて全12曲。
全て本人作。
メンバー見て予想付くよう4ビートジャズではない。
(それを求める人は買っちゃダメ)
フュージョンっちくでも有りロックビートも有りで
どちらかと言えば一般的には中々に聴きやすいアルバムじゃと思う。
しかし不思議とそこに漂うムードはまさしくジャズなのだ。
適度なポップ感に適度な難解さ、
これもやっぱりコンテンポラリージャズの一つの形ちゅー事か?

ニアちゃんはベース&ピアノデュオによる1曲を除いて他は全て参加。
こう云うサウンドでのプレイはまさにニアちゃんの独擅場だ。
全編軽く歪ませたサウンド(時には飛び技系のエフェクトも使用)で
いつものようにクロマチックなウネウネフレーズや
ロックなフレーズをスイスイと弾きまくる。
ある意味リーダーよりもデビッドビニーよりも目立っているのだ。
どう聴いてもこりゃ〜この男自身のデビューアルバムよりええで!
肩肘張らず実に楽しそうに演奏してるではないか!
音源聴いてるだけでニアちゃんの笑顔&陶酔顔が目に浮かぶ。
思うにあのデビュー作はどうも気張り過ぎてたんだな。
考え過ぎが逆に変な方に作用してたんだよ。
だから次作はこのアルバムのようにもっと楽ぅ〜な気持ちで挑んで頂きたい。
そうすれば必ず道は開ける。
お前はスーパーギタリストになれる逸材なのだ。

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これです。



いつも読んで下さってありがとうございます。
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お願いじゃけん

09-08,2016

渋谷毅&市野元彦&外山明さんによる変則トリオのアルバム。

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Childhood (2015年8月録音)

Shibuya Takeshi (p)
Ichino Motohiko (g)
Sotoyama Akita (ds)

先週リリースされたばかり。
そこからかなりのヘビロテ中。
ジャケ写も市野さん撮影らしいし
曲も市野さん作メインだけど一応渋谷さんのリーダーなのかな。

収録曲は7曲。
先にも書いたがSteve Swallowの"Falling Grace"
Lee Konizの"Subconscious-Lee"以外は全て市野さんオリジナル。
それプラス初回盤には特典として"i'm so lonesome i could cry"
(多分カントリー系のカヴァー)入りのCDRが付く。
このトリオでもうそこそこ活動されているみたいじゃが当然広島にいらっしゃる訳は無い。
しかしわしはyoutubeで数曲だけだけど聴いていた。
よって予想通りで期待通りのサウンド!
思わず自室で一人ニンマリしつつ全裸で阿波踊り。(嘘です)
えぇ〜基本ゆったり目の曲メイン。
フォーリンググレイスだって超ゆったり。(しかしこれがぶち良いのだ!)
普通にピアノ又はギターがテーマをとり
そこからアドリブと云う基本的なフォーマットが多いのだけど
実際はテーマメロもアドリブソロもバッキングも関係ないのだ。
その全てが混ざりあい溶け合ってる様なプレイ。
ドラムもリズムを刻んだりする事はほぼ無く
ピアノとギターが奏でるサウンドに反応し色を添えると云う感じの繊細なプレイ。
変則編成でも難しく考えるようなサウンドでは無いし退屈でも無い。
美しく優しく幻想的で隠れた緊張感も漂う現代的なジャズ。
3人の息遣いが聴こえる様なリアルな録音も素晴らしい。
市野さんのプレイは時にビルフリっぽくも聴こえる。
勿論ギターファンが望むアドリブソロもしっかり堪能出来る。
しかし決して派手さは無いです。
東京ではどうか知らんが広島含め地方ではお客さんもそんなに入らなそう。
でもこう云うのこそ生で聴きたいのだ!
こう云うの生で聴いてグッとなりたいのだ。
だからお願いだから広島来て下さい。
最低わしと連れが聴きに行きますから。



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これです。特典が良いのでお早めに、



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好きな曲

07-12,2016

最近ライブで何度か演奏してるミッシェル・ペトルチアーニの名バラード
"Morning Blues"が収録されてるおそらく唯一のアルバム。
(ペトルチアーニ本人のアルバムと云う意味で)
86年モントルージャズフェスティバルのライブ録音です。

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Michel Petrucciani / Power Of Three (1986年録音)

Michel Petrucciani (p)
Jim Hall (g)
Wayne Shorter (ss,ts)


昨日に引き続きこれも間違いなく「わしを構成してる」アルバムの一つである。
ただし昨日のスティーブ・カーンさんの3枚と違いこっちは先ずはLPで購入。
その後どうしても動いてるジムさん&ペトちゃんが観たいつー事でVHSも購入。
更にCD化される際の追加曲("Waltz New"に"Beautiful Love")の魅力に惹かれ
それも購入。
更に更に映像版もDVDで買い替え。
と、カーンさんが聞いたら激怒しそうな程金掛けとります。
まぁ〜それ程好きなアルバムと云う事。

上記の様のサックス&ピアノ&ギターと云う変則的な編成のトリオと、
ギターとピアノのデュオでの演奏が収められてます。
個性の塊の様な3人なのにそれが反する事なく見事に融合される究極のリリシズム。
リラックスした中に漂う緊張感。
トリオもデュオも見事。
本当に何処を取っても素晴らしい演奏ばかりなんじゃが
その中で3人で演奏されてる"Morning Blues"が特にわしのお気に入りなのだ。
ただし難しい。
難しいけどクソカッコいい。
聴けば聴くほど良さが分かる。
そんな曲。



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これです。



これはDVD。



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