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仲良し中年男3人衆

08-04,2018

これも購入して暫く放置してたモノ。
やっと聴き込んだ。
このメンバーでのアルバムはピーターちゃん名義も含めたらそこそこの枚数出てるが
今回はラリー・ゴールディングス名義。
前作から4年振り。

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Larry Goulding’s / Toy Tune (2016年録音)

Larry Goldings (org)
Peter Bernstein (g)
Bill Stewart (ds)

4年経ってもいつも通り。
しかしそれが嬉しい。
偉大なるマンネリ。
オーソドックスなオルガンジャズの体でいて実は…って方向性。
ウォーキングベースの4ビートは半分くらいで、
他は色々なリズムで攻めてくる。
収録曲は基本メンバーのオリジナル楽曲で、
そこにジャズチューンやスタンダードをちょこっと加える。
熱く激しい演奏(ハイテンポ)は控え目でミディアムテンポの渋い演奏がメイン。
シンプルなんだけど現代的な響き。
誰もファンキー方向は向かない。
仲の良い激渋中年男3人衆だからこそ漂う静かなる緊張感。
もう徹底してこんな感じ。
だがアルバム毎曲調で若干イメージを変えてくる。
今回は他作よりちょっとモーダルだったり上品だったりするかな?
カーラ・ブレイの楽曲ではフリーなアプローチでの演奏も聴ける。
とかまぁ〜色々言いつついつもと同じっちゃ〜同じなんだけど。

個人的に気に入ったのはまず#1
初っ端からゆったりとした微妙なラテンフィールで
ラリーちゃんピーターちゃんの絶妙なソロが冴える。
ピーターちゃん作の#3はゆるりと揺蕩うようなワルツナンバー。
これ好き。
スタンダードの#4は4ビート。
ここで初めてオルガンのウォーキング。
シューターの“Toy Tune”も良い。
ピーターちゃんのデッドなサウンドがハマってる。
ここからビルスチュのバラード挟んで”Maybe”のラスト3曲の流れが良いのだ。
兎にも角にも何度も書くが今作もいつも通り、
気負う事も無くサクッとてなムードじゃが
それでいてハイクオリティなアルバムなのだ。
皆さんも安心して購入して下さい。

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コレです。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。

コテコテ爺さん

02-28,2018

ドクター・ロニー・スミスの新譜は生誕75周年記念のライブ!

20180228151827815.jpeg

Dr.Lonnie Smith / All In My Mind (2017年録音)

Dr.Lonnie Smith (key,org,vo)
Jonathan Kreisberg (g)
Jonathan Blake (ds)
Joe Dyson (ds)#3
Alicia Olatuja (vo)#6

昨年末同じくジョナサン・クライスバーク参加のライブアルバムについても書いてますんで
宜しかったらそちらもどうぞ。(これです)

いやまぁ〜これは凄い。
75歳にしてこのコッテコテの熱量!ハンパないのだ。
初っ端はショーターの名曲”Juju”
この呪術的テーマをロニーちゃんのドス黒いオルガンが奏でると更に怪しさが増すのだ。
ここで既に名盤と確信。
カッコいいったらありゃしない!
そしてそっからのジョナサンのソロでわしは完全に参った。
参り過ぎてそっと目を閉じ部屋の中央に立ち上がり
オーディオセットに向かって涙を流しながら最敬礼した。
(嘘です)
でも実際ライブ会場に居るかの如く「イエーイ!」と言いながら拍手はした。
当然2曲目以降もとにかく凄い。
まんまのドラムパターンから入る
#3ポール・サイモンの”50ways To Leave Your Lover”や
怒涛のラテンナンバー#5(ロニースミス作)
多彩なリズム、分厚くグルーヴィなオルガン、ハイパーなギターソロ、
そしてそれを猛プッシュするドラム。
とにかく!とにかく!カッコいい!
でも実は個人的にタッド・ダメロン作の”On A Misty Nigjt”や
フレディ・ハバードの”Up Jumped Sprong”みたいな
“これぞオルガンジャズ“と言う4ビートナンバーにもやっぱり惹かれるのだ。
ホントこの2曲ええの。
因みにジョナサンはヴォーカルナンバーのタイトル曲以外全てでソロ取ってます。
間違いなくオススメ!

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これです。



メセニー本発売!面白そう。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。

濃いぃ〜世界

12-19,2017

近々ニューアルバムリリースされるという事で今日はコレを聴いた。

20171219102919def.jpeg

Dr Lonnie Smith / The Healer (2011.12録音)

Dr Lonnie Smith (org Vo key elper)
Jonathan Kreisberg (g)
Jamire Williams (ds)

新作とドラムは違うが同じオルガン+ギター+ドラムのトリオ編成でのライブ。
もうのっけからコンテンポラリーか?プログレか?と云う感じのナンバーで
ジョナサン大暴れ。
否が応でもテンション上がる。
ジョナサンは続くジミースミス作のファンキーなマイナーブルースでも
一切黒さに染まる事無くあの独特なフレージングで押し通す。
仰け反る程カッコいい。
どファンキーな3コードのブルース(#3)でウンチャカ,ウンチャカと
ベタなコードカッティングしてても今っぽく感じるから不思議。
#4の”Chelsea Bridge”なんかは当然ね。
黒っぽさは一切排除。
ジャズロックなハイテンポナンバー#5でも物凄いソロを展開。
ディストーションにおそらくエレハモのPOGを噛ませたサウンドだろうが
コレももーぶっ飛んでる。
ラストのブルージーなスローナンバーもそうね。
出だしだけはグッと渋くブルージーに入って来るが
ソロ後半はもう完全にジョナサンワールド。
175にディストーションかけてよくもまぁ〜こんだけ弾くわと呆れる程だ。
ロニースミスももう全編に渡ってコッテコテ。
でもジョナサンをメンバー入れてるのは大正解じゃないかね。
コレが所謂普通にファンキーな黒人ギタリストとかだと余りにも平凡。
ジョナサンだからこそ広がる異次元な空間。
離さなん訳だ。
新作もライブだし期待出来るじゃろう。

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コレです。



新作はコレ。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。

断言します

04-08,2017

今日は朝からオルガン。

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Larry Goldings / As One (2000年録音)

Larry Goldings (org)
Peter Bernstein (g)
Bill Stewart (ds)

現在のジャズシーンでギター入りトリオとしてはジョンスコのAチーム(ジョンスコ、ビルスチュ、スワロー)と並ぶ名トリオじゃなかろうか。
これに異論のある人はいない筈!
とあっさり断言してますが、
もしあってもわしに異論言われてこられても困りますんでその時は各々独り言でお願いします。

このトリオのアルバムはゴールディングス名義、ピーターちゃん名義でこの他にも数枚有るし
ピーターちゃん名義では映像作品もひとつ有る。
そしてそのどれもが超ハイクオリティ。
だからどれをとっても間違いないが中でも本作は個人的に1番の好み。
但し。
念の為書いておくが本当にこれはもう完全に好みの問題。
これから初めて聴くと云う方は特にどれからとか考えないでもいい。
どれを取ってもきっと満足する事でしょう。
現にこのトリオのアルバムは取っ替え引っ替え定期的に聴いてるので
わしだって明日になれば気が変わってる可能性有り。
話戻ります。
収録曲はゴールディングスちゃんオリジナルは5曲にビルスチュ作が1,
その他が3の全9曲。
このトリオらしく4ビート、ジャズワルツ、ラテンに8ビートと多彩なサウンド。
それらを現代的なひねりを利かせ王道スタイルの中に見事落とし込んでる。
上品というか何というか出てくる音にコクと深みがあるんだな。オマケにキレも有る。
風呂上がりに飲む旨いビールみたいなもんかな?
違うか?
まぁーとにかくちょっと普通のジャズオルガントリオとは違う。
さり気なくこう云う音を出す奴らは実は中々居ないのだ。
更にジャズ界ではこんなに長く活動続けてるトリオもそうは居ない。
色んな意味で素晴らしいのだ。
それでいいのだ!

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これです。(右はダウンロード版)



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。

安心安定が好き

06-05,2014

Larry Goldings (org) Peter Bernstein (g) Bill Stewart (ds)
から成るお馴染みのトリオのニューアルバムです。
3人横並びですが、一応ゴールディングスがリーダーでしょうね。

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ramshackle serenade (2013年録音)

まぁーもう何の説明も要らん名トリオですからね、
「いつも通り、このアルバムもええですよ!」と一言で済ませてもいいんですが、
まぁそうは云っても、それじゃ余りにもアレなんで今回も全曲紹介致します。
「別にしなくてもいいよ」とは言わないで下さい。
チャチャ~っと終わらせますんで暫しお付き合いお願いします。

では1曲目。
ゆったりとしたリズムの3コードのマイナーブルース。
(ゴールディングスオリジナル)
ブルースフィーリング溢れるアーシーな演奏で差し詰め肩慣らしと云った所か?
しかし、その力の抜き加減が絶妙のなだ。
3人の信頼関係が伺える素晴らしい幕開け!

はい2曲目。
ピーターちゃんのヴィーナス盤(stranger in paradise)でも演ってたジョビンの"luiza"
それよりは若干速目なテンポかな?
ゴールディングスのオルガンがアーバンなムードを醸し出し、
ピーターちゃんのギターを引き立てる。
只々一言、「カッコええ」

3曲目はピーターちゃんオリジナル。
「これぞハードバップ!」と云う様なぶりカッコいい曲だ!
気分は一気に50年代ニューヨークにタイムスリップ。
しかし、そこは流石百戦錬磨の強者達だ。
モダンで粋な感覚のプレイをきっちりと聴かせてくれる。

4曲目はタイトルナンバー。
ゴールディングスちゃんオリジナル。
何か不思議なムードの旋律を持ったスローな曲。
間を活かすとはこの事だな。

5曲目もゴールディングスちゃんオリジナル。
ミディアムテンポの8系ナンバーだ。
これも不思議なムードの旋律曲。
しかし、この手のノリの曲演ると良いよねぇ~!
ピーターちゃん!

6曲目はスタンダードで"sweet and lovely"
あぁー!いい!
なにぃぃいい~この安心感!
それに安定感!
女が公務員と結婚したがる気持ちってこんな感じか!
ソロから4バース迄とにかくリラックスした非の打ち所がない演奏を
バッチリしっかり安心安定で聴かせてくれる。

7曲目はビルスチュオリジナルのブルージーなスローナンバー。
ピーターちゃんはもう貫禄のプレイ。
独特の間と跳躍を活かしたオリジナリティ溢れる節回しが超気持ちいい!

8曲目は再びピーターちゃんオリジナル。
ピーターちゃんらしいジャジーなテーマのミディアムファーストの4ビートナンバー。
はぁー!
ほんにカッコええのぉー!
ほんに安心出来るのぉー!

で、ラストはホレス・シルバー作の名バラード"peace"
最初から最後迄、安心・安定の名人達らしい素晴らしい演奏で締めてくれる!
これはもう人間国宝級です。

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コレですね。(右はダウンロード版) 安心してオススメします。



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