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あなた次第

05-22,2019

この人のアルバムを買うのは初。
ドイツ人サックスプレーヤー トビアス・マイナートの新譜
当然カート・ローゼンウィンケル参加と云う事で購入した。

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Tobias Meinhart / Berlin People (2019)

Tobias Meinhart (tr)
Kurt Rosenwinkel (g)
Ludwig a hornung (p)
Tom Berkmann (b)
Mathias Ruppnig (ds)

結構予想外のサウンドだった。
わしの予想としては、
もっとこうコンテンポラリーな音かと思ってたんじゃが、
4ビート多めだの案外ストレートなジャズ度高しなのだ。
(勿論コンテンポラリー度も高いが)
で、これがかなり良い。
但し…
カートの参加は全9曲のうち半分強の5曲だけ。
このアルバムは親切にもジャケット裏にその辺りちゃんと表記して有るが、
わしは通販で購入。
そこにはジャケット裏の写真は貼って無かったので
家にこれが届いて初めてその事実を知った。
果たしてカート参加は5曲だと知ってたら買ってたか?
なんとなく買わなかった気がする…
だが結果、心から買って良かったと思ってるから
まぁ〜いいか。
ちなみにここでのカートも全て例のあの音、
歪ませてもクリーンでもアタック音無くしたあの音で弾いとります。
最早恒例ですね。
わしもpog買うか。
ま、とにかくカート参加は5曲。
でもその全てがクソカッコいいと言うアルバム。
(念の為書いとくが他もクソカッコいい!)
さぁーギター好きのあなた!
買うか…買わないか…
判断はあなた次第。
どうする?

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これです。



ちなみにカート参加は#1,3,4,6,7です。
それだけダウンロードする方はこちらからどうぞ。



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日活な人

05-11,2019

久々に聴いたんじゃがね。
良い!
何が良いってまずホッとする!
こないだの生ジョナサン&ネルソンからの反動なんじゃろね
こう云うオーソドックスなジャズ聴くと とにかく安心しちゃう。
ブログでは立ち直ったかの様に書いたが
まだまだだったかね。

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Martin Jacobsen / Current State (2002年録音)

Martin Jacobsen (ts)
Doug Raney (g)
Gilles Naturel (b)
Rick Hollander (ds)

ギターはわしのフェイバリットギタリストの1人であるダグ・レイニー!
ダグをジョナサン達と比べるわけじゃないが、
聴いててまだ何とかなりそうな親しみを感じる。
と言いつつこれはこれでこんなカッコ良く弾けないんだけど…
てか、ダグのカッコ良さってジョナサン達と全く違う所の訳で
例えて言うなら不良っぽさ。
不良っぽいカッコ良さ。
それも大昔の日活映画の。
念の為書くけど「にっかつ」じゃないよ「日活」!
スタンダードチューンやバラッドでは紳士的かつ知的な
まさに「これぞ正しきジャズギター」と云うムードを醸し出しつつ、
高速ジャズチューン等では斬れ味鋭いジャックナイフ的フレーズを畳み掛けて来る。
弱きを助け強きを挫く、日活時代の裕次郎とか小林旭、
或いは宍戸錠の様なハードボイルドなカッコ良さがあるのだ。
収録曲は全10曲
2曲のオリジナル除いて全てスタンダードとジャズメンオリジナル。
そのオリジナルもブルース(ひとつはマイナーの)。
この時ダグ46歳。
テーマにソロにバッキングにと全編でそんな絶好調のダグを堪能出来る良盤だ。
テナーのマーチンちゃんも美しく伸びのあるトーンで素晴らしい!
強くオススメします。

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これです。



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面白い!

10-16,2018

ウィル・ヴィンソンの新譜はベースレス。
新譜と言いつつリリースは9月頃だったかが…

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Will Vinson / It’s All Right With Three (2017年録音)

Will Vinson (as,ss)
Gilad Hekselman (g)
Antonio Sanchez (ds)

最近のベースレス作品と言えばこないだレビューした
このアルバムでもギター弾いてるギラッドの新作の半分がそうだった。
でもあれはギター、ピアノ、ドラムと云う編成なんで若干雰囲気は違う。
かと言って同じく菅、ギター、ドラムのJohn Raymondの一連のアルバムとも若干違うんじゃが。

収録曲は全8。
クリスクロスらしく自作曲にスタンダード、ジャズメンオリジナルがバランスよく並ぶ。
因みにスタンダードは”My Shining Hour””It’s All Right With Me”
“Nobody Else But Me””Where Are You?”とか演ってる。
面白いトコでマーク・ジョンソンの”Samurai Hee Haw”とかも。
演奏はベースレスなんで当然ウォーキングベースがグイグイ来る様な4ビートとかは一切ありません。
要はギターがベースの代わりに…みたいな事はほぼしない。
これが面白い!
ベースの低音部もフォローしつつピアノ的アプローチで和音もフォロー、
更にはギターとしてソロもちゃんと弾くと云う新たなスタイルでの演奏なのだ。
しかもこれも我が日本が誇るBOSSのOC-3(スーパーオクターバー)
があってこそと云うのが誇らしい!
このエフェクター(ジャズ系ではカート・ローゼンウィンケルも使ってる)
は普通のと違って任意の帯域にのみオクターブ効果をかける事が可能。
これによって巻弦でベース音、高音弦でソロや和音と云う使い方が出来るのだ。
ここでも全編で使用してると思われる。
てか、これ無しではあり得ないプレイがガッツリ聴けるのだ。
ま、それもこれもギラッドの超弩級のテクニックあってこそなんだが。
因みに同じBOSSのオクターバーでOC-2と云うのをわしは使ってる。
これはポリフォニックではなく単音のみなんじゃが
アナログ回路の温かみのあるサウンドが人気で今も使ってるミュージシャンが多い。
ジャズ系ではベン・モンダーちゃんが使ってます。
でもOC-2だとこう云うプレイは出来ないな。
後はエレハモのフリーズっぽいのも効果的に使ってるか。
そんな感じなんで当然ウィルちゃんやドラムのアントニオ・サンチェスも
いつもとは違うアプローチで向き合ってる。
空間を生かすと云うか空間をどう埋めるかと云うか…
演ってる本人達ほんと面白いだろうなぁーと思う演奏が57分。
てか、聴いててもとにかく面白い。
「実際ジャズ演ってる身となって聴いて下さい」
そんな感じのアルバム。

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これです。(右はダウンロード版)



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参考までに

06-19,2018

先週の土曜日のライブでスタンダードの”skylark”と云う曲演ったんだけど
このアルバムのバージョンちょこっと参考にさせて貰った。

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Chris Cheek / I Wish I Knew (1996-97録音)

Chris Cheek (ts)
Kurt Rosenwinkel (g)
Chris Higgins (b)
Jordi Rossy (ds)

通常この曲はバラードで演奏する事が多いんだけど、
ここではミディアムスローのボサっちゅーかなんちゅーかこぉ〜
ラテンっちゃ〜ラテンなんだけど〜
ちょっと普通のラテンやボサとは違う感じ?
派手さなく割と淡々とクールに演奏されてる。
ポイントはベースとドラムなのだ。
これが地味ながら何気にカッコいい。
勿論わしらのライブでもベースとドラムの方にはそうやって演奏して貰った。
自分で演奏してて物凄く気持ち良くなるくらい上手くいった。

その他の曲も同じ様な(淡々&クール)感じで演奏されてる。
収録曲は全部で9曲。
うち本人作は1曲。
後はスタンダードにビル・エバンスの”time remembered “
基本ミディアムやスローの演奏が多くガツンと来る系は無い。
が、カートは全曲に参加。
コンピングにソロにとカート節全開で物足りなさは一切無い。
その他メンバーも合わせ王道スタンダードをストレートに演奏してるのに何処か新しい感覚を漂わせてるのは流石。
大満足。
いつかわしらもこんな感じで固めたライブやったら面白いかもな。
あくまでも感じだけしか出来んが。

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コレです。



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極上コードワークおじさん

06-18,2018

先日のドラムレスライブでも演奏した“Wendy”が収録されたアルバム。
ギターはフェンダーのテレキャスで極上ジャズトーンを生み出すエド・ビッカート。
地元トロントでのライブです。

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Paul Desmond / Live (1975年録音)

Paul Desmond (as)
Ed Bickert (g)
Don Thompson (b)
Jerry Fuller (dis)

“Wendy”はオープニングナンバー。
ちなみにわしらのライブでもオープニングにした。
わしゃこの“Wendy”が好きでこれまでも何度か演ったが、
いつもオープニングだった気がする。
もしくはセカンドセットのオープニングか。
そういやぁテナーとは初だった。
それまではアルトに人とだけ演ってた。
でもテナーも良かった。
まぁとにかく聴けば分かるがもうスタンダードかっちゅーくらいの美メロ曲。
わしは特に最後の8小節がちょっとだけ捻ってあって好き。

で、話戻ってこのアルバム。
ギター好きにとっての一番の聴き処はエドちゃんのコードワークじゃの。
この曲もイントロからエンディングまでエドちゃんの美しいコードワークが冴え渡ってるのだ。
ソロ部でもそう。
シングルトーンとコードの美しき融合。
あぁ堪らん…
フルアコかと思うくらいの膨よかなジャズトーンじゃが
しっかりとサスティーンが効いてるんだな。
テレキャス使ってる理由にはそれもあるんじゃないか?
低音弦と高音弦の音のバランスも凄く良いのだ。
こんなの毎日聴いてたらまたもテレキャス欲しい病が再発して
妄想の日々が続くだろう。

デズモンド作はこの他に代表曲の“take five”も演っとります。
その他の収録曲も美メロスタンダードばかりで
エドちゃんの美しいコードワークを存分に楽しめる。
コンテンポラリー系ばかり聴いて疲れたら是非。

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コレです。



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