今更ながら

06-08,2017

Steeple Chaseが45周年と云う事で、
新たにデジタルリマスターされたこいつを買い換えた。
税別1500円。

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Chet Baker Trio / Someday My Prince Will Come (1979年録音)

Chet Baker (tp)
Doug Raney (g)
Niels Pedersen (b)

と言いつつカセットテープで持ってただけなんで
正確には買い換えたと云うより初めて購入したんだけど。
しかもそのカセットはアナログ盤を録音したものなんで2曲少なかった。
大昔東京に住んでた頃通ってたジャズスクール(何処とは言えない)は、
カセットテープ代さえ払えば大量にストックされたレコードやカセットをなんでもダビングしてくれたのだ。
金の無いわしはこれでかなり助かった。
完全なる違法行為だが…

内容は今聴いても素晴らしい。
緊張感溢れると云うよりリラックスしたムードのライブじゃが
1曲毎のサイズも長めで三人のインプロヴィゼーションをたっぷり堪能出来る。
チェットもダグもペデルセンも絶好調だ。
大昔のCD化の際追加された2曲を含む冒頭の3曲が渋い選曲。
てかわし的にはその2曲は今になって初めて聴いたのだ!
やっぱりCD買って大正解だった。今更じゃが…
タイトル曲やチェットの歌う"I'm Old Fashioned"もええぞ。

しかしこれもう40年近く昔のアルバムなんだな。
でもわしからしたらつい最近って感じなのだ。
ジャズを聴き始めた頃は既に死んでた伝説的なウエスやコルトレーンとは違って
実在してるミュージシャン達だったからな。
でも三人共もう居ない。
そう考えるとなんか寂しい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これです。



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シミジミきた

01-25,2017

映画観た影響で昨日からチェット・ベイカーモードに突入しとります。

201701251015171d0.jpg

Chet Baker / Chet (1959年録音)

1959年録音のバラードアルバム。
これはもう先ずジャケットが素晴らしい!
よって出来ればデカイLPジャケット飾って眺めながらアナログ盤を聴きたい。
(実際わしも今そうやって聴いてる)
レコード聴けない方は紙ジャケCDで。
(売ってるのかどうかは分かりませんが)

しかしねぇ〜ジャズ界広しと言えど
このジャケットのデザインに対応出来るのはチェットしか居ないんじゃないか?
他に居る?
申し訳無いがチック・コリアじゃこうはいかんで。
ホントハリウッド俳優並みにカッコええなこの男は。

内容の方もジャケットのイメージ通りイケメンじゃわい。
甘ぁ〜く女殺しなジャズ。
究極のリリシズムを追求しただけあってビル・エバンスも参加。
これで援護射撃もバッチリ。
そりゃ〜女も参るわ。
そして更にギターファン的に嬉しいケニー・バレルの参加。
ポール・チェンバース&コニー・ケイとのトリオで2曲チェットのバックを務める。
("It Never Entered My Mind" "September Song")
両曲ともソロはとって無いがこれがまたシミジミと良いんだな。
これぞバラード伴奏のお手本。
ジャズギター好きで本当に良かったとシミジミ思う。男も参る。
それにしてもなぁ、このアルバム聴いてると東京住んでた30年前の記憶が蘇るんだなぁ。
あのむさ苦しい部屋で女も居ないのにジトォ〜〜っとひとりでこのバラードアルバム聴いてたんだよなぁ…
(シミジミ)

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アナログ盤これです。



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初めての…

10-29,2014

意味深なタイトルでスミマセン。
エェー、
長らく廃盤だったが近々再発されるらしいんで、
今日はこのアルバムを聴いてみた。

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Lew Soloff / yesterdays (1986年録音)

メンバー
Lew Soloff (tp) Mike Stern (g) 
Charnett Moffett (b) Elvin Jones (ds)

これはわしが生まれて初めて買ったCDの中の一枚なのだ。
(確か新譜で買った)
生まれた時からCD文化の若い人なんかそんなこたぁ一切憶えてないでしょうが、
わしは既に20歳超えてたから鮮明に憶えてるのだ。
当時まだ千田町にあった広大(広島大学)内の生協で買った。
そこで働いてるいてる知り合い(この人もギター弾き)に頼んで買うと、
CDが一枚20%OFFで買えたのだ。
このCDなんか当時(1986年)一枚3200円ですからね!
金の無いわしにとっては20%OFFと云えどデカかったのです!
だからね、しょっ中頼んでた。
でもジャズのCDなんて普通にタイトルだけ言っても注文できんからねぇ~
面倒臭いのに雑誌とかでCD番号調べてねぇ~。
あっ、そう云えばCDプレーヤー自体も激安で売ってもらったんだった。
ってか、ビデオデッキも買ったな。
とにかく色々安くしてもらった。
しかし、広大は今では遠く東広島市の方に移転してしまった…
元気かなぁ…あの人…

話戻します。
これは日本のキングレコードからリリースされたルーちゃんのセカンドアルバム。
この当時ルー・ソロフはマンハッタンジャズクィンテットで大人気だった。
チャーネット・モフェットはウィントン・マルサリスのクィンテット、
そして、マイク・スターンもマイルスバンドを経てグゥーンと人気が出てた頃。
そこに大御所エルビンが加わりストレートアヘッドなジャズをたっぷりと聴かせてくれる。
もう悪い訳がない。

1曲目はタイトル曲。
スタンダードの"yesterdays"
エルビンが刻む粘りつく様なスロービートに乗って演奏される。
これがまぁーくっそカッコええ!
マイクちゃんのプレイも、もう感動通り越して呆れる程今と同じ。
同じ音出して、同じスタイルで弾いてる。
あぁ、マイクちゃん、
この頃からずっとブレる事無くやってきたんだなぁ…
信念の人なんだなぁ…

2曲目はホレス・シルバーの "barbara"
強烈なビートがグイグイ来る
ミディアムテンポの3拍子ナンバー。
マイクちゃん、ソロ途中歪ONして弾き捲っております。
「もうそろそろ踏む頃だと思ってたよ」って感じです。
エルビンのソロも有り。

3曲目はお母さんに捧げたルーちゃんオリジナル。
もろバップって感じの曲だ。
マイクちゃんのソロもズバッとーどバップ!
カッコいい!
この当時はこう云うストレートアヘッドなマイクちゃん参加のアルバム少なかったから、
このアルバムはそう云う意味でも貴重だったのだ。
高音部を使ったルーちゃんのハイテクソロもカッコいい!

4曲目はマイルスの "all blues"
ここではベースラインが印象的な4ビートで演奏。
そしてまたもやマイクちゃんは終盤歪ON。
しっかしこの男、ブルースではほぼ間違いなく踏むな。
もうお前のする事は全てお見通しだ!
それにしてもルーちゃんは上手い。

5曲目はルーちゃんオリジナルのバラード。
マイルスみたいにミュートでプレイ。
いい曲です。
コーラスを効かせたマイクちゃんのコードワークも美しい。

6曲目もルーちゃんオリジナル。
変幻自在に楽器を操るルーちゃんのプレイが聴きもの。
マイクちゃんのソロは無い。

そしてラストがギタリスト ローランド・プリンスの "antigua"
ラテンビートと4ビートが交互するナンバー。
ルーちゃんもマイクちゃんも疾走感抜群の素晴らしいソロを聴かせてくれる。
うぅ!
マジでテンション上がるわいっ!

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今から20数年前3200円だった物がこの値段!
買わなきゃウソ!



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こぼれる笑顔

09-03,2014

初めての音楽ダウンロード購入から早1年数ヶ月。
(この記事参照)
それ以来、手軽なそれに味をしめたわしは毎月大量のアルバムをダウンロード購入してる。
と云う事は全く無く、
相変わらずおっさん的ダウンロードアレルギーがあるんですけど、
それでもあれから何枚かは購入しとります。
とか云いつつですね、
わしの場合、それをパソコンやiPodなどで聴いてる訳じゃなく、
普通にCDに焼いて貰って普通のCDプレイヤーで普通に聞いてるだけなんですけど。
しかも、購入手続きからCD焼きまで全て連れに任せ…(。-_-。)
ですからまぁ今日は普通気分でその中からコレを。

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Black May / Javi "GDjazz" Pereiro (2009年度録音)

メンバー。
Javi "GDjazz" Pereiro (tp) E.J. Strickland (ds)
Josh Ginsburg (b) Mike Moreno (g)

当然マイク・モレノ参加って事だけで購入。
リーダーのハビちゃん(多分そう読む)は知らない人。
収録曲は全部で9曲。
オリジナル(多分)が6曲にスタンダードの "I remember you" "alone together"  
そして何となく曲調がスタンダードっぽい "vai por a!"って曲が入ってるんだけど
なんせダウンロード購入なんで細かい事は分からん。
誰か教えて下さい。
で、内容。
いやぁ~コレがまた大正解!
もう1曲目から笑顔こぼれちゃう!
モーダルな4ビート中心の正統派ジャズ。
ウォーキングベースがチョ~気持ちいい4ビートジャズ。
うーん、いい!
いいったらいいぃっぃぃいいいいいい!!!
(全裸で転げ回りながら)

話戻します。
そんな事よりギターファンにとって一番気になるのはモレノちゃんの露出度じゃないでしょうか?
(パンツをはきながら)
はい、心配入りません!
極小Tバック一枚で大胆に可憐に演じております!♪( ´▽`)
と云う事は…
ある訳ないです。

エーット、モレノちゃんの露出度って云うかまぁ露出度ですか、
全9曲のうち、8曲参加です!
("alone together"がギターレス)
その内7曲でガッツリソロ弾いとりんさります!
(うわぁ~チンチンチン、ドンドンドン!)
むちゃくちゃカッコいいです!
(うわぁ~パフパフパフゥ~!)
ファンなら誰もが大満足する筈です。
全曲カッコいいんです!
と言うだけではアレなんで、その中でも特にわしが気に入った曲を書きます。
うーん、悩むなぁ~。
悩むけど、あえて言えば、
怪しく浮遊しまくるタイトルナンバーと、
ペットとのデュオでジャジーに聴かせる"I remember you"ですかね。
あぁ…でもモーダルな3拍子の3曲目とか5曲目もええな。
ってか待てよ…
無調性な4ビートに乗って蠢く6曲目も捨てがたいぞ?
うーむ、
しかしそれを言うなら、
バッキングだけでもしっかり聴かせる8曲目と云う線もアリだな。
とか云いつつ、やっぱ1~2曲目の流れが一番じゃなぁい?
ま、そんな感じです。

あっ、最後にもう一言。
当然リーダーのハビちゃんもカッコいいですし、あとドラムが何気にいいんですよ。
トランペットファン、ドラムファンの方も是非です。

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アルバム一枚でこの値段!
これはもう買うしかないです。



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前回に引き続き、夏だから

08-25,2014

前回の記事と同じ様な導入になりますけど、
夏と云えば"estate"じゃないですか。
不動産の事じゃないです。
イタリア語で夏(エスターテ)と云う曲の事です。
甘く気怠げなこの曲、わし大好きでしてねぇ!
しょっ中演奏してるんですよ!
ってな事は全く無く、セッションではほぼ演らない曲。
(わし、7月のライブでは演ったけど)
キーがBm(納さんの黒本2)と云う事で菅の人に特に嫌がられるみたいです。
まぁ、キー変えればいいんでしょうけど。

と云う訳で、今日はこのアルバムです。

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estate / Chet Baker (1983録音)

メンバー
Cheat Baker (tp) Philip Catherine (g) 
Jean-Louis Rassinfosse (b)

個人的には晩年のチェットと演ってるフィリップ・カテリーンが一番好きなんですが、
どうでしょう?
「いやいや、現在進行形のフィリップちゃんが一番じゃろがぁ!」
と云う意見も有るでしょうが無視します。

侘び寂び的味わいのチェットのペットに、
フィリップ・カテリーンのジプシー調ギターがよく合う。
ってな感じで、
フィリップちゃんのプレイはジプシー調と形容される事が多いですが、
まぁ当たりです。
さり気ない哀愁を漂わせながらも激しく力強い。
何気に元気。
他のジプシー系ギタリスト同様テクニックも素晴らしい!
情熱的な歌心も持っている!
しかし、何故か余り人気無い。
他にフィリップちゃんを表すとしたら、まぁこんな感じでしょうか。

で、このアルバムですが、まず収録曲がいい!
チェットさんよい!
あんたぁ~センスある選曲しとりんさるのぉ~!
エーット、一応書いときます。

M1 crystal bells
M2 storollin
M3 lament
M4 leaving
M5 cherokee
M6 estate
M7 my funny valentine (ボーナストラック)

高速の"チェロキー"や、
チャーリー・マリアーノの名曲"クリスタル ベルズ"もカッコいいが、
やはりドラムレスだけにバラード、スローナンバーがいい。
超名曲"ラメント"、
倍テンで盛り上がるバイラークの"リービング"
唯一のヴォーカルナンバー "マイ ファニー ヴァレンタイン"
そしてそしてぇ!
一番のオススメはタイトル曲"エスターテ"
まだまだくそ暑い日が続きそうだが、
去りゆく夏の日にはやっぱり「あまく危険な香り(by達郎)」漂うこの曲がよく似合うのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これっす!



もう直ぐ発売。
マット・ブリューワーの初リーダー作。
ラーゲ・ルンド参加。



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