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これええよ

09-13,2019

今日は何かちょっとダサいバンド名のカッコいいアルバムを紹介。

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Los Angeles Jazz Quartet / Conversation Piece (1999録音)

ChuckManning (ts)
Larry Koonse (g)
Derek Okes Oleszkiewicz (b)
Kevin Tullius (ds)

こう云うバンド名見るとその昔
ちょっと世話になった人に
「八丁(はっちょう=八丁堀)ロック・プロジェクト」
(八丁堀は広島市の繁華街)
と云うバンド名のギターを無理矢理やらされてたのを思い出す。
くそダサいでしょ?
このバンド名…
でもヴォーカルの女の子はクソ可愛かったのだ。
あぁ〜他のメンバーも皆元気かなぁ?

話戻します。

繰り返すがバンド名はダサくとも演奏はむちゃくちゃカッコいいのだ。
収録曲は全9曲。
メンバーのオリジナルが5に
スタンダードやエヴァンス、モンクのジャズチューンが4。
「八丁ロックプロジェクト」はストレートなロックだったが、
こっちはストレートなジャズ。
ギターのラリー・クーンズは中心人物らしく
1曲目のオリジナルから
カッコいいプレイをこれでもかと存分に聴かせてくれる。
ソロも勿論だがサックスソロバックのコンピングがむちゃくちゃカッコいいのだ。
勿論その他の曲も全編カッコイイのてんこ盛り!
オススメします。

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これです。安いよ。



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悩んだ末

06-17,2019

こないだちょこっと名前出したんで今日はコレ!
奇才デビッド・フュージンスキー率いる
スクリーミング・ヘッドレス・トーソズのファーストだ。

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Screaming Headress Torsos (1995)

Dean (VOX populi)
David”fuse”Fiuczynski (g)
Jojo Mayer (ds)
Daniel Sadownick (per)
Fina Ephron (b)

これリリースされた頃これいっつも
車の中で鼓膜が振動する程の大音量で聴いてたなぁ…
ちなみにその頃乗ってた車は初代ユーノス・ロードスター。
それのシルバー。
CDが1枚しか入んないオーディオでねぇ…
だからCDをケースから出して、
ファスナー付きの携帯カバーに10枚くらい入れて持ち歩いてたら
いっつも中身とケースがむちゃくちゃになってねぇ…
コルトレーンのケースにこのトーソズが入ってて、
そのトーソズのケースにはEW&Fが入ってる。
でもコルトレーンの中身はEW&Fのケースの中には無い…
みたいな?
ハァー懐かしい…

しかしそれこそこいつの中身を聴いた事の無い人にどう説明すればいいか。
ジャズ、パンク、メタル、ソウル、ファンク、ラップetc…
ありとあらゆる音楽を長時間煮詰めまくり
グッチャグチャに混ぜ合わせた上
更に小一時間たっぷりと煮込んだ脂ギッシュ
ギトギトドロドロ濃厚スープって感じだろうか?
違う?
マイルスの”Blue In Greenなんか歌詞付いてレゲエ風に歌いながら
途中からヘビメタシャウト系になっとるし、
これ程カテゴライズするのが困難な音楽ってそうは無い。
これまでで1番悩んだ。
最終的にここではとりあえずジャズのグループとしとるが
まぁ〜とにかく肉食系音楽、
わしら農耕民族では到底太刀打ち出来ない超力技系ミュージックと云う事だけは言える。
但し!
決して筋肉バカ的音楽にはならず
しっかりインテリジェンスも感じられる所が此奴等のニクイ所なのだな。
しかも“ギター大好き!的”聴き方しても
フュージンスキーの例の「超ど変態ギター」を
これでもかっチューくらいたっぷりと堪能出来るトコもGOOD!
流石に今日は昔程の大音量では聴かんかったが、
それでも十分に面白く新鮮且つカッコいいのだ。
脳みそトリップ系超快感常習性麻薬音楽。

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コレね。



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大フューチャー!

02-16,2019

アーティストシェアからのビッグバンド物。

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Justin Morell / Concerto For Guitar & Jazz Orchestra feat Adam Rogers
(2018年録音)

参加メンバーの記載は多いんで割愛。
タイトル通りギターのアダム・ロジャースをフューチャリング。
しかしコレがもうそんじょそこらのフューチャリングじゃないほどの
大フューチャリングなのだ。
分厚いホーンセクションをバックに単音主体で、
と云うかほぼ単音のみで始終モコモコと無機質に弾き続ける。
それでよくぞアイデアが枯渇しないもんだと思うくらい
単音のみでずーっと弾いてる。
でもそれがカッコいいんだから始末に負えないのだ。
ほんま参る。

音楽のスタイルとしては所謂コンテンポラリー系ジャズ。
全3曲で1曲辺り長いので曲中色々と変化するが基本4ビート部は無い。
勿論スタンダードナンバーもやってない。
(全てジャスティン・モレルの作曲&アレンジ)
かと言って最近アダムがやってる様なサウンドではなくテイストは完全にジャズだ。
よってアダムちゃんも最近メインで使ってるストラトやテレキャスではなく
久々にお馴染みのES335を使ってると思われる。
全ての曲で例のあのモコモコ音でずーっと弾いてるからおそらく間違いない。
テーマ弾いてるのかと思えばいつのまにかアドリブで
そしてまたいつのまにかテーマに戻ってる。
そんな感じで丸々アルバム1枚。
実際は3曲とも全く違う感じの曲だが、
素人が聴くと下手したらずーっと同じ事やってると思うんじゃなかろうか。
とにかくアダムのギターを聴かせる為、
それだけに書かれた様な曲をアダムの為だけに演奏してると云う感じなのだ。
大体が他の人のソロパート無いからね。
ソロはアダムちゃんだけ。
だからアダムちゃんは誰に遠慮する事無く弾き続けられる。
#3なんか凄いよ。
そんな速いテンポじゃないんで単純に「わっ!凄い!」って感じじゃ無いが
超タイトな3拍子に乗って縦横無尽に、更に無機質に、
8分又は16分音符で紡いで行く姿はもうまさに「鬼神の如く」と云う感じなのだ。
とにかくむちゃくちゃカッコいい。
ギター好きとしては大変好ましいアルバムです。
オススメ!

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コレです。



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一人芝居

11-27,2018

こんなアルバムこそが聴き込まないといけないアルバムじゃないか。
腰据えて聴かにゃならんのじゃろうか。

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IN COMMON (2017年録音)

Walter Smith Ⅲ (ts)
Matthew Stevens (g)
Joel Ross (vib)
Harish Raghavan (b)
Marcus Gilmore (ds)

てか、わしは結構聴き込んでやっと「ありゃ?コレええじゃん!」となったのだ。
正直1、2回目はいまいちピンと来んかった。
1〜2曲目からもう不穏な空気漂わせてて暗いし地味。
それでもほら、このブログのと云うかわしの音楽聴く上での基本方針が、
「どんな駄作であろうとも意地でも良いトコ見つける」ってのだから!
コレはもう信念みたいなもんだから!
だからもうじっくり、しっかり聴き込みました。
すると不思議にコレええじゃゃゃ〜〜〜〜〜〜ん〜!!!!!!

えぇ…収録曲は10曲。
特に表記してないみたいだから全曲共作なのかな?
(一応リーダー格は共同プロデュースもしてる
ウォルターちゃんとマットちゃんなんだろうけど、
基本ちゃんと全員同格のバンドみたいだしその可能性大)
先程も書いたが無調性風不穏系ナンバーや、ど変態変拍子、
今ドキ系浮遊ナンバー、寂しい系スローナンバーetc…
とにかく全曲地味で若干暗い。
それに10曲収録といっても内2曲は1分台。
2分台の曲も1曲ある。
いやいや、それどころかアルバムトータルで37分しかないのだ。
そしてそれでいてクインテット編成…
ギター好きとしてはマットちゃんの露出も気になりました。
もしかして…とドキドキしました。
その辺発表します。
マシューちゃん全曲参加!
はっきりとしたソロパートってのは内4曲だけど聴き足りなさは無い。
存在感バッチリ。ガッツリ露出してます。
但し今迄とガラッと雰囲気変えたのかこのアルバム限定なにか、
これまた若干地味ちゃー地味。
でもね、それがええんじゃなぁ…(シミジミと)

音も地味なの…
(ピーコックの様に小首を傾げ眉根を寄せる)

でも…それがええんじゃなぁ…(静かに頷きながら)

あ、そうそう…
(スーパーの鮮魚コーナーで不意に今日の献立思い付いた主婦の様に)

シミジミって言えば#5のバラード。(目をパチクリ)

これが何気に良いのよ!
(ねぇ〜貴方聞いてるぅ?と旦那に問い掛ける様に)

とつとつとしたウォルターちゃんのバラードプレイってこんなに良かったんだ…
(ここで自分自身最高最大のウットリとした表情を出して欲しい)

あっ!
(ここで一気にザッ!と立ち上がる)

ドラムも良いの!!!
(そのまま右足をドンっと半歩前に出し同じく右手でグッと拳を作りニカっと大笑顔)

いやぁー前から好きなドラマーだったがここんとこドンドン凄味増してないか?
(オトボケ顔で地団駄踏みながら1回転)

マーカスちゃん!カーッコイイィ〜!
(ピョ〜ンと飛び跳ね空中で白鳥のポーズ)

ドラム聴いてるだけでも堪らんですよぉ〜〜ん!
(樹木希林の「ジュリ〜」ポーズ)

でも…よっぽどドラムに注意して聴かにゃそう直ぐには気が付かない…
(一旦座り、いかりや長介の如く下唇を突き出し例の言葉を心の中で呟いて)

1回じゃダメ。何回も聴かにゃ…(ちょっぴり寂しそうに例の言葉)

そんな訳だから普通の人ならば数回聴いて手放しで
「おっ!コレいいじゃ〜ん!」とは恐らくならない…
(深く溜め息つきながらも一つオマケに例の言葉)

でもそれも含めて聴き込んで行くとええんじゃよねぇ…
(最後はゆっくりともう一回立ち上がり遠い目でシミジミと…)

終わり…
(出来れば涙流して下さい)

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上記の動きを実際に全てやった人にプレゼント致します
日本語解説付きはコレです。(嘘です)



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勝手に認定

11-08,2018

先月リリースされたピーター・バーンスタイン参加作。

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The Humanity Quartet / Humanity (2016年録音)

Joel Frahm (ts)
Peter Bernstein (g)
Sean Smith (b)
Leon Parker (ds)

バンド名義になってるけど、
実質はショーン・スミスとジョエル・フラームがリーダーじゃないかな。
収録曲がその2人のオリジナルだしプロデュースはショーンちゃんだし。
てか、今書いてて気が付いたんじゃが、
コレ録音からはそこそこ時間経ってるんじゃな。

もう一度書きますが収録曲はショーンちゃん作7のフラームちゃん作3の計10曲。
4ビートは勿論、8ビートやラテンなど多彩なリズムの曲で締められてるが
極端にモーダルでもないしフリーでもないまさにええ塩梅の“ど直球王道ジャズ”
とにかく何と言っても演ってる人間がこの方々ですから!
このオシャレな(ジャズ的な意味でね)方々ですから!
まぁー文字通りモダンなジャズに仕上がっとります。

で、ギターファンが気になるピーターちゃんの露出度じゃが
コレがもうバッチリ目立ってて
全曲参加でバラードのタイトル曲以外はソロもガッツリ。
えぇ〜と、
もうちょい突っ込んで書きます。
先ずはやっぱり音が最高!
なんですかね?この気品ある上品な音は!
高貴な音と言ってもいい。
とにかく飛び切り腕の良い奏者が、
これ又飛び切り良い楽器使って出す極上サウンド。
この飛び切り感が凄いのだ。
で、そんな極上の音で奏でる唯一無二のフレージング。
更にグワシッ!っと咬ますモンク的アバンギャルドなコードプレイ。
そして独特なタイム感。
王道と云う枠の中でのこの独自色。
もう、この人って
ウエスやジム・ホール達レジェンドと並べて扱っていいんじゃないですかね?
マジで個人的にはそう思うでわしゃー。
と云う訳で謹んで「わしが選ぶ買って損なし盤」に勝手に認定致します。

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コレです。右はダウンロード版。



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