ハードボイルドだどぉ。

05-22,2013

昨日は、渋く、カッコ良く、ハードボイルドに、コレを聴いた。
Murk Tuner の "ballad sessions" 1999年録音。



「真夜中の大都会。
裏通りに面した、ビルの地下に、その店はあった。
間接照明のみの、薄暗い店内のカウンター席に座る。
ダークスーツに身を包んだ、その男が飲むのは、いつものバーボン」
って、感じが、凄く似合うアルバム。
一人、ニヒルに悦に入る事が、出来るアルバムでもある。

しかし、
「最寄駅より徒歩5分、
築40年以上の、和風住宅の中の一室。
こうこうと光る蛍光灯の下、浅い角度に固定された座椅子に、ほぼ横になった状態で座る。
ハンプティダンプティが着てる様なTシャツに、パジャマのズボンといった出で立ちの、
メタボなおっさんが飲むのは、ビールジョッキに入った麦茶。」
って、感じも、多分似合う。
と、思う。(昨日は、こっちの方)
当然、わしも、悦に入ってた。

メンバーは、Murk Turner(ts) Kurt Rosenwinkel(g)
Kevin Hays(p) Larry Grenadier(b) Brian Blade(ds)

タイトル通り、全てバラードの、このアルバム。
いつ聴いても、ホント落ち着く。
マークターナーの、クールで、淡々とした音色に、心が癒される。
収録されている曲は、スタンダードから、カーラブレイ、ハービーハンコック、
ボビーハッチャーソン等のオリジナルまで、多彩。
バラード集だから、メンバーのアドリブが、たっぷり聴けるって事はないが、
このアルバムの魅力は、そこでは無い!
一人一人の出す音に、じっくりと耳を傾けて聴いて欲しい。
ミュージシャン達の実力が、凄く良く分かる筈だから。
とにかく、全く無駄な音が無いのだ。一音一音に、魂が入っているのだ。
わしは、「バラードを極めた者は、全てを極める」
と、どっかの仙人みたいな事を、いつも思っているんだけど、
この5人は極めてるな。完璧に。
中でも、カート参加の曲は、
コルトレーンの「バラード」との違いも如実で、聴き応え十分だ。
使ってるギターは、ジャケット中面の写真(何枚かあるが、全てカッコいい)を見ると、
ギブソンのES-335にも見えるが、違う様にも見える。
(なんか、Fホールと、バインディングが、無い様にも見える。
誰か分かる人、教えて下さい)

P5221519.jpg

しかし、いつもとギターは違うと云えど、
あのオリジナリティ溢れるサウンドは、健在だ。
綺麗なディレイのかかった、実に気持ち良い音。
カートが、ソロをとってるのは、4曲。
そのどれもが、幻想的で、素晴らしいが、
とにかくバッキングが、めちゃくちゃカッコいい!
カートの弾くコードの彩で、聴き慣れた曲も新しく新鮮に聴こえる。
そして、ブライアンブレイドの歌う様なドラミング。
ホント、ウットリする程、カッコいい。
これは、もう口で説明すんの難しいんで、是非聴いてみて欲しい。(適当で、すみません)
そして、あなたも思う存分、ニヒルにキメて、悦に入って下さい。
ご自宅で。

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