くぅうう~なデュオ

09-27,2013

名手二人のデュオと云う事で、迷わず購入!

130913.jpg

Fred Hersch(p) & Julian Lage(g) / free flying (2013年録音)

ええっと、とりあえず感想。
ぶぅ~っちカッコいい!
ほんに、ほんに、カッケー!
一人静かに「くぅぅうう~!」と唸る日本酒的カッコ良さ!
まぁとにかく、二人とも演奏能力が高い!
上手すぎる!
買うかどうか迷ってる人いかすか?
「you! 今すぐ買っちゃいなよぉお~!」
と、ジャニー喜多川さん(ジャニーズ事務所創始者)が、テンション高く言ってましたよ。(嘘です)
もしくは、「じぇじぇ!今すぐ買ってけろぉ!」
と、アキちゃん(あまちゃん、主人公)が、可愛く言ってました。(当然嘘です)
あと、「いつ買うんですか?今でしょ!」って、
あのひょっとこみたいな顔した男(林先生)が、腹立つ顔して言ってました。(勿論嘘です)
えっとぉ、あと「今すぐ買え!買わなきゃ倍返しだ!」って半沢直樹が、
鋭い眼付きで唇を力一杯すぼめて言ってたらしい。(多分嘘です)
しかし、「あんたぁ、今すぐ買いんさいやぁ!」
とわしが、笑ながら広島弁で強くオススメする。いやこれはマジで。

ピアノとギターとのデュオと云えば、直ぐさま
Bill Evans(p)とJim Hall(g)の"undercurrent"を思い出す。
実際、新譜のインフォにも、「21世紀のアンダーカレント」とか書いてあった。
他にも、わしなんか足元にも及ばんくらいの(当たり前だけど)
上手な文章で丁寧に解説してあったので、詳しく知りたい方は、そっちを読んで下さい。
では、さようなら。





と言いつつ、
やっぱりもうちょっと書きます。
ええじゃろ?

えー、どうしてもアンダーカレントと比べてしまうけど、
わし的にはこの二枚は、ちょっと違うと感じてる。
どっちかって云うとアンダーカレントは、暗い。
どんよりと暗い。
学者肌の寡黙なおじさん二人の陰気な会話って感じだが、
このアルバムはもうちょっと明るい感じがする。
これは曲調と云うより、ジュリアンレイジのキャラによるところが大きいと思う。
特にこのアルバムでは大きい。
大き過ぎてパンツからはみ出してるくらいだ、じゃなくて、
元気が有り余ってると感じるくらいだ。
デュオと云う事で、弾きまくると云うより、
あくまでもお互いの音を尊重しながらだが、もう、1曲目から快調に飛ばしてる。
ジャケ写から見て、ギターは、いつものリンダマンザー製のフルアコだろう。
アコースティックすぎる程のナチュラルなサウンドは好き嫌いが別れるかもしれない。
わし以前は余り好きな音じゃなかったが、最近は、「結構いいな」と思いはじめてる。
ぶっとい弦が千切れるんじゃないかと思う程の強力な右手のピッキングと、
途轍もなく器用に動く滑らかな左手のフィンガリング、
ジャズギター最高峰のテクニックが存分に味わえる。
そして、絶好調のジュリアンレイジがそこに居るような録音も凄くいい。

しかし、やはりジュリアン君は一人でもガッツリ聴かせる。
(これはフレッドハーシュもだけど)
この辺はジムホールとは決定的に違うと思う。
先程、「このアルバムでは弾きまくってる程じゃ無い」って意味の事書いたが、
それでもこの男は押しが強いのか、ほっといたらグイグイ前に出てくる。
下手すりゃ演奏の方だけじゃなく、実際に他の人より5歩位前に立ってるかもしんない。
ステージギリギリ前に。
こ奴は、ああ見えて実は肉食系なのだ。
ある意味、共演者にも、演奏するスタイルにも、更には楽曲にも縛られず、
完全に、そして自在に自分を聴かせてしまう。
一人だけでも完結しちゃうタイプ。
だから結局ジュリアンレイジって、誰とデュオしても同じ様な雰囲気になるかもしれない。
誰が相手だろうと関係無くガンガン自分を出していく。
で、ハーシュさんは、そんなクソ元気にはしゃぎまくる小学生(ジュリアン君)相手に、
仲良く実験してる、でんじろう先生って感じだ。
違うか?
ま、どうでもいいか。
しかし、Bill Frisellとのデュオではビルちゃんに合わせ、
空間をたっぷり使った演奏だったけどね、
このアルバムのハーシュさんは、ジュリアン君に触発されてか、結構饒舌。
大病しあとで大したもんだぁ。(アキちゃん風に)

最後に内容をサクッと紹介しとく。
ダイナミックに歌うジュリアン君のギターにテールトゥノーズでピッタリと追走するピアノ!
デュオの真髄を聴かせてくれるクラシカルな1曲目。
年の差を感じさせない楽しい会話の様な2曲目。
3曲目はバラード。
うっとりする程の美しいギターサウンド、やっぱり高いギターは違うな!
一糸乱れぬアンサンブルに度肝を抜かす、タイトルチューンの4曲目。
跳ねる様にリズミックに演奏される5曲目。
哀愁感溢れるギターにリリカルなピアノ。
アンダーカレントを思い出させる6曲目。
7曲目はジムホールに捧げられてる、ブルースナンバー。
8曲目。
わしゃ、この曲気に入った!
ぶちカッコいい、フレッドハーシュのオリジナル。
ギターソロも素晴らしい!
そしてラストが とぉ~ってもユニークな演奏monk's dream
しかし、聴かせる!

ま、とにかくそんな感じでアンダーカレントに負けないくらいの、
途轍もなくレベルの高い演奏ばかりです。
絶対に聴くべき!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コレね!



ついでにアンダーカレントも。ボーナス入り。



ビルエバンスとジムホールのデュオと云えばこれもあるね。
当然これも名盤!
"intermodulation"



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