品のある人

10-22,2013

なんか昨日からまた暑くない?
日曜日張り切ってコタツだしたんだけど全く意味ないじゃん!
ま、どうでもいいけど。

さ、昨日聴いたジャズ。
これでござるよぉ~!

131019-3.jpg

Anthony Wilson(g) / savivity (2005年作)
メンバーは他に Joe Bagg(org) Mark Ferber(ds)
王道のオルガントリオね。

この人はダイアナクラールのバックギタリストとして有名だけど、
リーダー作のこれもいい!
因みに、ジャケ写(裏も中面も)ではガットギター持ってるけど
実際は全く弾いてません。
意味分からんな、もう。

さ、1曲目!
ジャンゴの"fleur d'ennui"
おお!いきなりいい!
プリプリっとしたケツ!
じゃなくて、ギターサウンド!
いや、マジでプリプリっとした豊潤な良い音!
1958年製 Gibson byrdlandで奏でられるサウンドはリッチでゴージャス!
素晴らしい!
最高だ!
グレートだ!
ええっと、何故わしがここ迄バードランドを褒めまくるか云いますと、
実はわしも持っているからでございます。
ええ、バーちゃんを!(お婆ちゃんの事ではない、バードランドの事ね)
だから、珍しくバードランドを弾いてるジャズギタリストを見たら、
嬉しくて仕方無いのだ。
バードランドをメインにしてるギタリストと云えば、
真っ先にテッドニュージェントを思い浮かべるからね。(嫌いじゃないけど)
だから、余計嬉しいの!
このギターは近い内ブログで紹介するつもりだ。
待っててね!

話アルバムに戻ります。
気持ちいいオルガンの音が、
もう直ぐ50になろうかと云うおっさんのファンキー気分を盛り上げてくれる。
思わず友人Z直伝のケツ振りダンスが飛びすところだった。(この記事参照)
アンソニーちゃんのソロはとにかく軽やかで品がある。
気持ちよく歌いまくるフレーズの合間に
サラッと入れる速いパッセージが、まぁスムースで軽やか!
うーん、上手いなぁ!
何処となく節回しに、Peter Bernsteinに似てるトコがあるが、
ノリとしてはもっとジャストで軽い感じだ。
とにかくスマートで品がある。
うん、この男を表すキーワードとしてはコレだな。
スマートに、品。
この二つがキーワード。
さすがダイアナクラールのバックを勤めるだけある。
髭もじゃ、上半身裸のテッドニュージェントじゃ、
こうはいかんだろうからな。

ほい、2曲目はスタンダードで、"all the things you are"
超アップテンポで演奏される。
おおおおおお!
ぶりぶり、ぶりぶり、カッコええ!
正確な右手のピッキングが軽やかに舞う!
モーダルかつバビッシュなフレーズが、
オルガンのベースラインに乗り速射砲の様に放たれる!
わしゃ完全にやられた!
続くオルガンも品の塊。
ベタなブルース臭は無い。
しかし、そこがいいのだ!
まぁ、とにかく力が抜けたいい塩梅の演奏なのだ。
(でも凄い)

「あぁ、カッコ良かったぁ」と言いつつ次!
ハードにドライブしまくった曲から一転、
可愛らしいメロディを持つ、ミディアムスローの8ビート系ナンバー。
アンソニーちゃんのオリジナルだ。
小さな子供でも口ずさめそうなシンプルで可愛いメロディーがいい!
あぁ、癒される…
癒され過ぎて気付いたら1人でふわっと笑ってた。
よかったぁ、誰にも見られてなくて。
アンソニーちゃんのソロも超プリティ!
スモールコードを可愛く挟みながら、プリティに聴かせてくれるの!
素敵じゃない?
紳助的に「ステキやん」とは言わないでよ!
「君キャワイイねぇ~」も止めてよぉ!

はい、次!
これもアンソニーちゃんオリジナル。
ギターの独奏から始まるマイナーキーの都会的ムード漂う渋い曲。
ソロはオルガンから。
決して弾きまくるわけじゃないんだけど、
センスのいいプレイを聴かせてくれるんだなこれが。
このアルバムのリラックスした品の良さには、このオルガンも大事。
そしてギターソロもプリプリサウンド全開でいい!
難しいフレーズもサラリと弾きこなすテクニックと
これぞジャズギターって感じのノリ。
都会的スマートさの極地だな、こりゃ。

5曲目はコールポーターの"you're the top"
またまた来た!
これぞジャズギター!
これぞオルガントリオ!
そうとしか言えない極上の演奏!
あぁぁぁあああああああ~~
ずーっとこの演奏に浸かっていたい…
この人肌の温もりの様な品の良い演奏に浸かり続けたい…
ギターもオルガンも素晴らしくスイングし、軽やかでモダンな良く歌うソロ!
こいつら品良過ぎて他人の家でウンコした事無いんじゃないか?

6曲目はタイトルチューン。
ミディアムテンポで演奏されるマイナーキーの4ビートナンバー。
この男、速いフレーズ弾く時も無理なくサラッと軽やかなんだよな。
ここでも静かなムードから徐々に盛り上げ
"スパスパスパ"っと速いフレーズを挟み込む起伏のある良いソロ弾いてんだよ!

ほい、7曲目。
オリジナルのブルースだ。
テーマはパーカーっぽいな。
いやぁ、ノリ乗りじゃん!
ここでのアンソニーちゃんって割とベタなフレーズかましてんだけど、
全く臭さが無いんだよな。
有るのはやっぱり品の良さ。
こりゃもう内面から出てんだろうね。ひんちゃんが。(品の事)
しかし、こう云うギター弾きたいもんだ。
小粋で、品があって、生活に余裕があるって感じのギター。
ってか、今書いて気付いたが、全くわしと無縁の言葉ばっかりじゃんか!
うーん、こりゃ無理だな…

そしてラスト!
サド・ジョーンズ作の名曲、"a child is born"
荘厳なオルガンのイントロから、
優しぃ~く、繊細ぃ~にギターがテーマを奏でる。
あぁ!もういい!
これだけでいい!
この夢の様な静けさだけあればいい!
アンソニーちゃんのソロはこの極上のムードを
ほんの少しの音だけで充分表現している。
ここでも品の良さアピールだ!
続くオルガンのソロ。
このコロコロした音大好き!
あぁーやっぱりギターとオルガンって合う!
この2人ホントお似合いのカップルだ!
(本人達この表現 嫌でしょうね)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これでがすよ。



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COMMENT

こんばんは

渋いところを持っているんですねぇ。
Joe Bagg関連作の記事は、ブログでは初めて見たような気がします。
同メンバーでの前作はよく知ってますが、
Bagは、上手いオルガニストですが、なかなか人気が伴わないというあたり、
不運なものを感じてます。
こうしてブログで取り上げてくれる方がいたこと、うれしいところです。
2013/10/22(火) 22:33:37 |URL|J works #- [EDIT]
J worksさん、こんばんは。
さすがオルガンにお詳しいですね!
他では余り聴いた事ないんですが、いいプレイヤーですよね。
この2人いいコンビですよ!
2013/10/22(火) 23:06:08 |URL|ガーシャ #- [EDIT]

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