OWGじゃなくてOWL

11-16,2013

これ、タイトルがいいね!
Orlando le Fleming (b) Will Vinson (as) Lage Lund (g)
から、頭文字取って"OWL(フクロウ)TRIO" (2011年録音)



 この名前、すげー良くない?
なんか可愛いじゃん!
これがわしだったら、こうはいかんからね。
わしだったら、"OWG TRIO"になるから。(ちゃんとラーゲの代わりに入ってる)
これじゃ全く頭文字取る必要無いから。
ま、どうでもいいけど。

しかし、ジャケット中面のラーゲの写真。
これある意味強烈だな。

P7181594.jpg

この男何で、オネエみたいに小首傾げて腰くねらしてるんだ?
「このギターどうかしら?」って感じで。
はっ、まさか!
と云いつつ、確かラーゲちゃんって奥さん居た筈だがな。

さ、どうでもいい事は放り投げて、とっとと行きます。
のんびり、日向ぼっこムードの"morning glory"からスタート。
まぁ、肩の力 スト~ンと抜けまくり。
肩どころか、タマキンまで、ダラ~ンと伸び切ってそう。(3人共)
この人達がいつもガンガン撒き散らしてる緊張感全く無し!
(変な話、逆にこのトリオだと色々仕事は多そうだけど)
ラーゲちゃんのギターはいつものサドウスキーのフルアコ。
マイクで生音も拾ってるのか、
同時期に発売された2枚のアルバム、(このアルバム) (そして、このアルバム)
それらとはまた少し違う、非常にナチュラルな音だ。
シングルトーン(ソロ部)もいいが、特にクラスターコードの響きが美しい!
しかし、この微妙なテンポでも全くリズムがぶれない演奏。(当たり前なんだけど)
改めて凄い。

ほい、2曲目は、Jim Hallのバラード "all across the city"
ラーゲちゃんの弾くテーマ部のコードが面白い!
何気に変化付けてくるなぁ~もぉ~。
ソロはギターから。
ピックと指で、細かくコードやダブルトーンを挟みながら
ゆったりとリリカルに聴かせてくれる。

3曲目もスタンダード。"I should care"
ミディアムテンポの4ビートで演奏される。
このアルバムのウィルちゃんは割と素直にテーマ吹くんだけど、
何気ないフェイクがいい。
淡々とした中にも深い味わいがあるのだ。
ソロはラーゲちゃんから。
ラーゲちゃんは、どんなスタンダードを演ろうとぶれない。
全くバップ臭を出さず、
コンテンポラリーなフレーズを流れる様にスムーズに決める!
続く、青白く燃えるウィルちゃんのソロも最高!
素晴らしい演奏だ。

4曲目は、メンバー共作のオリジナル。
一転、軽い緊張感を覚える演奏だ。
特にテーマやコード進行の様な物は無く、
モチーフを巡って、3人が探り会う様に進んで行く。
息遣いまで聴こえてきそうだ。

5曲目はわしの大好きな曲。
Coltraneのバラード "dear lord"
美しい…
ホント、只々美しい…
わしのケツ…
ってか、違う!
演奏!
伸びやかに包み込む様に歌い上げるサックス。
煌びやかに彩を添えるギター。
それらを優しく支えるベース。
しかし、とにかくここでもラーゲちゃんのコードワークが美しい。
もう、ピアノを超えてるんじゃないかと思うくらいだ。
個人的にはアルバム中ベストのひとつ。

6曲目は変拍子で演奏される"yesterdays"
いやぁ、これもベストか?
ラーゲちゃんは、この単調なコード進行を物ともせず、
ベースの伴奏のみで表情豊かに、そして複雑に聴かせる。
まぁ、カッコいい!
余りにもカッコいいんで、
隣の家のオバハン拉致って「ラーゲカッコいいじゃろ?」
って言いながら、無理やり2時間程聴かせたいくらいだ。(しないけど)

7曲目!
またも、殆どフリー的な3人共作のオリジナル。
これも会話と云うより探り会い的演奏だ。
まぁしかし、所々軽い緊張感放り込んでくるな。

よっしゃ、8曲目!ミディアムテンポのスタンダード。
タイトル通りのガーシャちゃん的演奏!("sweet and lovely")
ウッホホォ~イ!
スウィートなのにカッケー!
ラブリーなのにカッケー!
リラックスムードの中でも弦飛び跳躍フレーズの数々や、
トリッキーに疾走する上昇下降フレーズを、
さり気なくブチ込んでくるラーゲちゃん!
カッコ良過ぎぃ~!

9曲目は、Cole Porterの哀愁ナンバー "from this moment on"
ラーゲちゃんのソロは、シングルトーン中心。
倍テンでグイグイ引っ張るベースに乗って無機質に、
しかし激しく組み立てられて行く!
ぬおおぉおぉぉおお!!
カッ……
えぇ、言い飽きたんで、変えます。
カッコいいでごわす。(西郷どん風に)
ついでと言っては悪いが、ウィルちゃんも、
カッコいいでごわす。

10曲目。
これも3人共作、"blues for jimmy"
タイトルにブルースとあるが、全くそうは聴こえない。
3分弱の短い曲。
ジミーってこのアルバムのプロデューサーの事だろうな。
ジミーちゃん(大西)の事じゃないよな。

さぁ、いよいよラスト!
Toninho Horta の "moonstone"
う~ん、いい選曲!
この辺に何気に主張があるね。
ゆ~ったりと風に吹かれてる様な演奏。
ラーゲちゃんの短いソロも何となく涼しげ。
テーマ部のアレンジも"おっされ~"!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

リラックスした、ホントいいアルバム!
持ってない人は、是非買いなはれ!



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