意地悪気分で

12-07,2013

人間誰しも意地悪な一面がある。
どんなに素晴らしい人でもちょっとくらい有る筈だ。
あの天使の様な能年玲奈ちゃんにだってそんな一面ある筈なのだ。
うん、間違いなくある。
ん~ん?
いや、やっぱり玲奈ちゃんに限ってそんな一面無いな。
ある訳無い!
いやぁ?
やっぱあるかぁ?
ってかそんな事どうでもいい!
玲奈ちゃんはきっと意地悪じゃないが、わしは意地悪なのだ!
悪魔の様な一面があるのだ。
と云う訳で、
今日は意地悪モード全開で、ある男が消そうとしている過去を掘り起こす。
なんとその男、自身のデビューアルバム(日本制作)にも拘らず、
何故か自分のWebサイトにも上げず闇に葬り去ってるのである。
無かった事にしてるのだ!(あくまでわしの憶測ですが)
だから今日は無理やりこの「無かった事にされたアルバム」にスポットを当てる。
必要以上にじっくりと紹介する。
うん、わしって物凄い意地悪。

131029-1.jpg

Lage Lund / romantic latino for ladies (2005年録音)
(この時期、日本語表記ではまだラージュ・ルンドとなってる)
いやぁ、この意味不明のタイトルからして小っ恥ずかしい!
闇に葬り去りたい気持ち分かる。
しかし、メンバーはいいのだ。
ギターのラーゲちゃん筆頭に、Aaron Goldbergのピアノ。
そして、Matt brewer(b)に、Rodney Green(ds)ときた!
今見るとぶち豪華じゃん、これ!
おいおい、ラーゲよ。
これ勝手に葬り去っていいのか?と心配しつつ
1曲目から早速いこぉ~っと!

えぇ~、ジョビンのボサノバナンバー"おいしい水"からスタート。
ラーゲちゃんは、ナイロン弦のアコギ使用。
フェイクも殆どせず、
シンプルに単音のみでテーマを弾くラーゲちゃんが何故か可愛い。
でも、やっぱり本心は不本意なのか?
ソロはエレピからギターへ。
うん、いいじゃん!
メロディアスによく歌ういいソロ!
と、わしは思うけど、ラーゲちゃんの気持ちはいかに?
アーロンちゃんのエレピソロもいいのにさぁ。
ま、しかし、今演ってる音楽とは余りにも違う甘ぁ~いムードなんだけど。

さ、2曲目は、超有名曲"django"
バシッと小洒落たイントロからカデンツァでのテーマ、
ピアノソロに入ると至って普通の4ビートと云うアレンジ。
スチール弦のアコギ持って、
哀愁感たっぷり出してるラーゲちゃん聴いてると、
何故か物悲しくなってくる。
だって、これ今なら絶対演りそうにないもん。
でも。それはそれで置いといて、
ギターソロに入るとぶりカッコいいのだ。
複雑なリズムアレンジをバックに斬れ味鋭いソロを、
バシッと、スパッと聴かせてくれる。
でも、基本 甘ぁ~い(口をへの字に曲げて)演奏なんだけど。

ほい、3曲目。
またもジョビンで、"wave"
ラーゲちゃんはナイロン弦のアコギ使用。
シングルトーンでゆったりと弾くボサノバだが、
コンテンポラリーなリハーモナイズがカッケー!
ソロはピアノから。
リズミックに、そしてモーダルにアプローチするプレイが、
いい意味で予想を裏切ってくれる。
続くラーゲちゃんのソロもすんばらすぃ~い!
ソロ部分だけ聴くとむちゃくちゃコンテンポラリー!
だけど、テーマに戻ると、甘い。
何となく、甘ぁ~く、甘ぁ~く仕上げ様とする周りの人(レーベル関係者)と、
それに必死で対抗するラーゲちゃんと云う図式が伺える演奏だ。

4曲目はスタンダードの"how deep is the ocean"
若干ゆっくり目の4ビートで演奏される。
そして、ここでやっとエレクトリック登場!
ジャケット通りなら、1ピックアップのフェンダー製のフルアコだ。
(多分、ダキストデラックス)
アコースティック感の強いジャズギターの王道サウンドで弾かれるソロは、
現在とは違い、まだまだ畳み掛ける様な破壊力は無い。
しかし、それでも速いパッセージを淀みなく弾ききる様は実に見事!
でも、これも甘く仕上げたい制作者側の思惑は、
しっかりチラついてるけど。

そして、5曲目、"concierto de aranjuez"(アランフェス)
こう云う選曲なんか見ると「なんかヤダ」ってラーゲが思うの分かるな。
絶対に制作者側の意向だもんこれ。
絶対ラーゲ本人の選曲じゃない筈だ。
でもね、ラーゲちゃんは健気に頑張ってる。
またも、スチール弦のアコギに持ち替え、
まぁ哀愁たっぷりにタメにタメて、例のテーマを弾いとりんさる。
うんうん、分かるよ気持ち。
しかしね、いくら日本人好みの泣きの旋律だからと云っても、
安易にこの曲演っちゃいかんだろ。
Jim Hallのあれは特別なの!
この曲は、サクッとアルバムに収録する様な曲じゃないの!
ジャズギターファンがこれで喜ぶと思ったら大間違いですよ!

6曲目も超有名曲、"blue bossa"
これまた日本人好みのマイナーキーだが、
しかし、そこはラーゲちゃん!
ここは斬新なリズムアレンジで勝負してる。
甘い世界に呑み込まれない様踏ん張ってる!
ソロもコンテンポラリーでカッケー!
ピアノのアーロンちゃんだって負けずに踏ん張ってる!
みんなして踏ん張り捲ってる!

7曲目は、フランス映画の主題歌をソロで。
ナイロン弦の響きが甘ぁ~い!(眉を八の字にして半泣き顔で)

8曲目は、ラーゲちゃんオリジナル!
3作目"eary songs"でも再演した、"around the world in a bottle"だ。
これでやっとエレクトリック2曲目。
しかし、やっぱカッコいいな!おい!
ラーゲちゃん特有の、
宙を舞う様に駆け上がるフレーズがバンバンくる!
しかぁーし、まだまだ腹8分。
いや6分だ。
いや、3分か?
わしゃもっと喰える!
あと、どんぶり飯3杯は軽く行ける!
ってか、ラーゲちゃん!
君もっと弾きまくれる筈!
ま、あんまり弾き捲ったらボツになるんだろうけど。

9曲目は"Corcovado"
またジョビン。
そして、またアコギ(スチール弦)
制作者側はとにかく甘ぁ~く仕上げたいんだろう。
小洒落たBARのBGMになる様に。
しかし、このギターのオーバーダブとドラムのみの演奏いいよ!
本人どう思ってるか分からんが、わし大好き!
とにかくカッコいい!

10曲目は、アーロンちゃんのエレピがいいムード出してる、
ラーゲオリジナルのバラード。
この時のラーゲちゃんは28歳になったばかりらしいが、
テクニック的には既に完成している。
ハイパーなフレーズが流れる様に気持ち良く決まる。
カッケー!
しかし、結局エレクトリックの使用は3曲のみ。
うちオリジナルで2曲使用。
こんな所でも制作者側の思惑が透けて見える。
本当は、全編アコギで甘ぁ~く仕上げたかったのだろう。
それをラーゲが踏ん張った。
「甘ぁ~いのも演る!だから、願いだから、オリジナルも演らせて!」
って感じだったんだろう。
で、結局制作者側が折れて、「じゃまぁ2曲くらいならいいよ」と云う事で、
全くテイストの違う曲が2曲入る事になったと。
多分、こんなやり取りがあったんじゃなかろうか?
(あくまでも想像ですが)
でもね、このアルバムじっくり聴くと悪くないんですよ。
ってか、結構カッコいい!
ラーゲの必死さが伝わって来て逆にカッコいい事になってるのだ。
ま、基本は甘いんだけどね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これです。
ってか、もう売り切れみたい。
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COMMENT

こんばんは

最初この盤を聴いたときは、Aaron Goldbergが良い仕事しすぎて、若干Lageの印象が薄かったのですが(笑)、最近改めて聴き直したらすごい良いですね!
特にラストがお気に入りです。
2013/12/07(土) 23:02:05 |URL|seco #- [EDIT]
secoさん、コメントありがとうございます!
そうなんですよ。
これ、じっくり聴くといいんです。
まぁでも、やっぱり最初は軟弱に聴こえました。
そこら辺が本人気になるんでしょうねぇ。
2013/12/08(日) 03:42:26 |URL|ガーシャ #- [EDIT]

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