日本の至宝

01-20,2014

今日聴いたのは日本が誇る名ジャズギタリスト、
中牟礼貞則さんのアルバム。

140109-2.jpg

中牟礼貞則 / gentlethree(2007年録音)
メンバーはギターのムレさん、ベースの稲葉国光さん、
ドラムに小原哲次郎さん。
うん、鉄壁のトリオ!
こんな売れそうにない(すみません)激渋アルバムを、
2000年代のこの日本で作ってくれたミュージシャンやプロデューサー、
その他沢山の関係者の方々に感謝しつつ、早速行全曲紹介行きます。

1曲目はマル・ウォルドロンの名バラード"soul eyes"
いきなりのミッドナイト的激渋演奏!
カッコ良過ぎてヘナヘナと腰が抜ける!
ムレさんの使用ギターは'57 gibson ES175
一見するとドッグイヤータイプのP90ピックアップが二つ付いてる様に見えるが、
実はフロントのみPAFらしい。(リアはダミー)
アンプはギブソンのヴィンテージアンプ(GA50)
長い年月を経て熟成されたお宝的サウンドが心にビンビン響く!
プレイもサウンドも何処かジム・ホールの"live!"を思わせるムードあるな。
うーむ、この1曲で買う価値あり!

2曲目はジョビンのボサノヴァナンバー"triste"
軽快なリズムの中に覗く好々爺的落ち着きが堪らん!
こんな演奏聴くと、まだまだわしも子供だな。
いつかわしもこんな好々爺になりたい!
じゃなくて、こんな演奏がしたい!

3曲目はベースのソロから始まります。
スタンダードの"but beautiful"
ここではバラードで演奏される。
ムレさんの美しいコードワークを聴いてると、
何故かそこはかとない懐しさが込み上げて来る。
ジーンとしちゃう。
何でだろう?
ななな、ななな、ななな、何でだろう?

お次も有名スタンダードで"here's that rainy day"
ミディアムテンポの4ビートで。
いやぁこれも激渋!
このアルバムではドラムの小原さんが殆どブラシのみでプレイしてるのも、
その理由かもしんない。
でも決して甘くはならない。
静かに熱く燃える物が感じられるのだ。
そしてやっぱジム・ホールの"live!"を思い出す。

はい5曲目はエリントンの"what can I here for?"
ミディアムファーストで刻まれる4ビートが気持ちいい。
途轍もなく渋いんだけどアグレッシブでもあるムレさんのプレイ。
まだまだ若い!
曲後半のドラムとギターの掛け合いも聴き所。

6曲目はモンクの"pannonica"
とぉ~っても、ゆぅ~ったりした、気だるぅ~いムードで、
演奏されまぁ~す。
しかし、今部屋で結構大き目の音で聴いてるんだけど
ギターの音ぶりリアルに録れてる。
うん、録音も凄くいい!
そして、ムレさんのユーモラスなプレイ!
ふぅ~ん~えぇ~わぁ~!

7曲目は"come rain or come shine"
テーマ部はデュオで。
小粋に奏でるムレさんのテーマ部に寄り添うベース。
そこからサラリとドラムが入り、
スインギーに歌うムレさんのギターを軽快にプッシュする。
2人のリズム隊が実にいい!
これぞ正統派ジャズギタートリオ!

そしてラスト!
スタンダードで"never let me go"
最後も勿論ミッドナイト的バラードだ。
豊潤な響きのコードワーク、
繊細なブラッシュワーク、
どっしりしっとりまったりモッコリベース、
やっぱこの3人はバラードの名手!
あぁ、このサウンドの湯船にいつまでもじーっと浸かっていたい!
毎晩枕元でしっとりと演奏して欲しい!
わしが寝入るまで、ず~っと…ず~っと…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コレです。
確かに高いですよ、
でも売ってる内に是非とも手に入れて下さい。
何時か買えなくなるかもしれません。



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COMMENT

う〜む、懐かしい面々です。
ライブハウスによく通った時代、よく聴いた面々です。
哲次郎さんは、古沢良次郎さんとともに、最も聴いた
回数の多いドラマーだったと思います。

シブい1枚ですね!

一岡よろしくたのむで〜!
2014/01/20(月) 20:26:20 |URL|J works #- [EDIT]
ホントカッコいいアルバムですよ。
カートの様にギター弾きたいと思う反面、
ジム・ホールや中牟礼さんの様なギターも弾きたい自分がいます。
いつまでも経っても自分のスタイルなんて出来ません。
困ったもんです。
2014/01/20(月) 21:03:46 |URL|ガーシャ! #- [EDIT]

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