しっとり盤

03-10,2015

昨年末にリリースされたダイナ・ステファンスのアルバム。

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Dayna Stephens / Peace (2014)

Dayna Stephens (s) Brad Mehldau (p) Jullian Lage (g)
Larry Grenadier (b) Eric Harland (ds)

バラードアルバムだし、メルドーも入ってるんで、
ジュリアン・レイジの出番は少いんだろうなと思ってたんじゃが、
中々どうして!
抑制の効いた好プレイを随所で聴かせてくれます。
そして、ある意味メルドーちゃんより露出多めとも云える。

では早速。
1曲目がタイトル曲"peace"
去年亡くなったホレス・シルバー作曲。
この曲何気にコンテポラリー系ミュージシャンに人気です。
最近ではジョナサン・クライスバークも演ってました。
わしも今度演ろうかな。
と云いつつ、ここはジュリアンちゃんは不参加。
ソロはピアノ、ベース、サックスの順。
一聴オーソドックスに演奏してるだけの様に聴こえるが、
JAZZ演ってる人なら分かると思うが、
実は中々こうはならんのだ。

2曲目は意表を突く選曲"I left my heart in San Francisco"
思わずテノール的な声出して歌ってしまいそうだ。
これもジュリアンちゃん不参加のカルテットで演奏。
ムーディな流れからピアノソロに入るとコンテポラリーな響きへと変わる。
ぶりカッコ良い!

3曲目はジョビンのスローボッサ"zingago"
ここでジュリアンちゃん登場!
クインテットで演奏される。
まず耳が行くのがギターとピアノが互いにぶつからない素晴らしい伴奏。
これは非常に参考になる。(なっても出来んけど)
ジュリアンちゃんのソロはワンコーラス。
しかしそれでも、しっかりやっぱりジュリアンちゃん!
さり気なさの中に漂う自信。
むちゃくちゃ歌っとります。
終盤のメルドーソロもカッコ良い!

4曲目は"the good life"
これ、ずーっと前にライブで演った事あるな。
改めて良い曲だと思います。また演ろうっと!
この曲はメルドー、ハーランドoutで
ギター、ベース、サックスのトリオ。
ジュリアンちゃんの煌びやかなコードワークに酔いしれ、
美しいソロに涙する。
胸に染み入る名演。

5曲目はデイブ・ブルーベックの"the duke"
ギタートリオ+サックスのカルテットで演奏。
これはミディアムテンポ。
ソロはサックス、ギターが。
このアルバムでのジュリアンちゃんのサウンドは、
いつもよりコンプ感のある所謂エレクトリックな音。
わし的にはいつものよりこれ位の方が好き。
まぁそうは云っても充分アコースティックなんだけど。

6曲目はわしの大好きなモリコーネのナンバー。
映画「ミッション」から名曲"brothers"
ベース、ピアノ、ギターをバックにサックスがしっとりと歌う
1分44秒の美しい時間。

7曲目もモリコーネの名曲!
映画「once upon a time in america」から"deborah's theme"
クインテットで演奏。
ここも特にソロは無いんじゃが、映画思い出し泣けてくる。
とにかく美しく切ない演奏。

8曲目は"oblivion"
メルドーout、カルテットで演奏。
哀愁漂うスローなラテンナンバー。
ここでのジュリアンちゃんがまたごっつええのです!
ソロは無いが主役のダイナちゃん食っちゃう様な熱いプレイを聴かせてくれる。

お次は誰もが知ってるスタンダード"body and soul"
これはコード楽器無しのサックストリオで。
ダイナちゃんのエロいサックスをご堪能下さい。

10曲目はマンシーニの"two for the road"
これも哀愁漂う名曲。
この曲でも大きく自信たっぷりによく歌うソロとってるが、
バッキング聴いてるだけでも充分面白いんじゃよなジュリアンちゃんって。

そしてラスト11曲目はベースとのデュオ
"moonglow"で小粋に〆。

余り話題になってないが、
とにかく手を替え品を替え飽きずに聴かせてくれるアルバムです。
ギター好きな方にも何気にオススメ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コレです。



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