ナンマイダ〜な人

06-17,2015

多くのギター好きの少年少女…は少ないでしょうが、(てかほぼ皆無?)
一部のギター好きなおっさん連中(わし含む)は非常に楽しみにしてたアルバム。

2015060822191905b.jpg

John Patitucci Electric Guitar Quartet / Brooklyn (2015)

John Patitucci (b)
Adam Rogers (g)
Steve Cardenas (g)
Brian Blade (ds)

パティトゥッチってきっとギター好きなんでしょう。
この不景気な時にギタリストを二人も雇うとは。
もうそれだけで「あぁ、こいついい奴だな」って気がする。
「あぁ…ありがたいな」って思う。
だからついついジャケ写見ながら手合わせて
「ナンマイダ〜ナンマイダ〜」って拝んでしまう。(嘘です)
コレかつてジャズ界で肩身の狭い思いをしてたギタリスト達はきっと抱く感想だと思います。

はい、では早速1曲目。
2本のギターとベースが絡み合うちょっとオリエンタル調のテーマが面白い。
ギターソロ部になるとウォーキングの4ビートになるんじゃが、
コレがまたカッコいいの!
で、真っ先に思ったのがカーディナスとアダムちゃんの音。
それぞれのアルバムで聴くより断然似てる。
どっちかってーとアダムちゃんの方がカーディナスちゃんに寄せてる。
ギターも二人ともお馴染みのギブソンの335だし似てて当たり前じゃが、
まぁーどちらにせよクッソええ音なんで何の問題も無し!
335万歳!

2曲目はOumou Sangareって人の曲。
同じ様なパターンが淡々と続く。
ずーっと続く。
この曲わしはあんまり好きじゃない…

はい3曲目。
如何にもジョンスコが演りそうなネバっこいジャムバンドスタイルのナンバー。
ギター二人のソロもまさにそんな感じ。
「ねばねばねばよぉ〜っ」って納豆かき混ぜちゃう感じ。
(当然ねば〜る君のモノマネしながら)
これギター素人じゃ聴き分けられんのじゃないか?

4曲目はモンクの"trinkle tinkle"
コレも音色プレイとも似とるなぁ。
しかし二人のギタリストが互いに影響しあってとてもいい感じの演奏。
これは大好き。
そしてやっぱアダムちゃんが寄せてる。

5曲目は続いてモンク曲"ugly beauty"
ふわふわとした浮遊感が気持ちいい。
2本のギターの違いはこの曲が一番分かりやすいんじゃなかろうか。

6曲目はベタベタなマイナーブルース。
だから必然的に二人のギターも同じ様なアプローチでソロを弾く。
ベタベタにブルージー。
ロベン・フォード的な感じもある。
ジャズギターブック的に云えばまさに極上のハイブリッドブルースって奴。

7曲目はオリジナルの4ビートナンバー。
所謂リズムチェンジ物。
スタジオやって来て一発目に「サクッと演奏しました」的
リラックスした感じがかえってカッコいい!

8はベースとギターアルペジオだけの小品。
あとはノーコメント。

9曲目はウエス(モンゴメリー)のブルースナンバー"the thumb"
ベースとドラムのデュオ。
とても落ち着いた演奏。
渋い。
このアルバムでパティトゥッチは全編ヤマハのエレクトリック6弦ベース使用。
特徴を充分に活かしたプレイだ。

ほい10
これは黒人の讃美歌か何かですかね?
昔のジョンスコが演ってそうなセカンドライン風の演奏。
しかし当初緊張感バリバリじゃないかと思ってたこのアルバム、
実は全く逆のサクッとしたあっさり風味に仕上がってる。
いい意味でユルい。(でも文句言ってる人多そう)
4人の凄腕ミュージシャンが楽しそうに笑いながら演奏してる感じ。
凡人じゃ中々こうはいかんです。
だから凡人のわしにはよく分かる。

でラスト11。
パティトゥッチのソロパフォーマンス。
(後半オーバーダブ)
流石きっちり聴かせます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コレです。



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