淋しさの極み

10-16,2015

淋しい…ほんにひたすら徹底的に淋しくなるアルバム。

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John Abercrombie Quartet / Arcade (1978年録音)

John Abercrombie (g)
Richie Beirach (p)
George Mraz (b)
Peter Donald (ds)

これを耽美と形容する向きもあるようですが、
わし的にはやっぱ淋しいって方がしっくりくる。
でもかと云って嫌いじゃないのです。
てか、アバクロのリーダーアルバム中では一番!
と言い切るのもなんなんで、10本の指に入るくらい好き!
(全て聴いてる訳じゃないけど)
それどころか、
わしゃ雨の日の夕方や落ち込んでる日など、
あえて淋しさを味合う為だけにこれ聴いたりしとるのだ。
それくらい良いアルバム。
(でもアバクロはリーダー作多いですからね、
10本の指っつってもホントに凄いんですよ)

で、話し戻ってコレがどんだけ淋しいかを説明します。
えぇーと、もうね、シベリアかどっか、
誰もいない最果ての極寒の地に置いてけぼりって感じの淋しさです。
もしくは、小雨降る冬の日本海、
しかも薄っすらと暗い夕方、
更に空腹、
だけど所持金15円、
行くところもやる事も無い一人ぼっちの中年男って感じ。
違うか?

収録曲はアバクロちゃんオリジナルが2、
バイラークオリジナルが3で全5曲。
1曲目なんかはECM独特の冷たい緊張感も漂ってる。
どちらかと云えば激しい演奏だ。
けど、やはりどこか淋しい。
で、そっからはもう淋しいさの津波が止めもなく襲ってくる。
アバクロちゃんのギターも美しく淋しく泣きまくる。
その頂点が4曲目のバイラーク作"Neptune"
物悲しいムラーツのアルコの音色。
これはもう胸が締め付けられる程の淋しさ&美しさ。
ゴメンなさい、もう許してって感じ。
(と言いながらもその淋しさを楽しむわし)
これ聴いて大笑顔全開で阿波踊り始める人はまず居ないと思います。
でまた全編に渡ってバイラークのピアノも素晴らしいんですよ。
リーダーのアバクロちゃんより多く楽曲提供もしてるし、
このアルバムが名盤と云われるのはバイラークの貢献度も高いと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コレです。



そして何とこのカルテットのアルバム3枚がBOXセットになるみたいです。



最後まで読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。

COMMENT

初めまして

日本では珍しい、JAZZドラマー兼お坊さんです。
お坊さんのお仕事のため、ニューヨーク行きを断念しましたが、コンサートを開いています。

ご興味がありましたら、みてください。
www.sasaky.sakura.ne.jp
2015/10/17(土) 22:35:58 |URL|はる #- [EDIT]
はるさんコメントありがとうございます
ホームページ見させて頂きました。
よかったらまた覗いて下さい。
これからもよろしくお願いします。
2015/10/18(日) 07:25:26 |URL|ガーシャ #- [EDIT]

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