ジワジワ盤

03-05,2016

井上智さん&北川潔さんのデュオ。
「ライブ・アット・スモーク」以来12年振り。

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Satoshi Inoue & Kiyoshi Kitagawa / Second Round (2014年録音)

井上智 (g)
北川潔 (b)

聴き込む程にジワジワくるスルメ盤。
今わしの中で物凄く来とるんです。
もうね、ジワジワ✖️10位来てます。
収録曲は全部で10曲。
全てスタンダードかジャズチューン。

1曲目。
"The Surrey With The Fringe On Top"
Aメロ部でベースラインが半音づつ動くアレンジ。
コードもそれに沿ってリハモ。
よって出てくるギターのフレーズも中々面白い。
のっけから地味に来てます!

2、コルトレーンの"Equinox"
ダークなギターイントロに続きベースのリフへ。
コレがくっそカッコいいのだ。
そしてギターソロの中盤からはウォーキングへ。
ベースソロも素晴らしい。
これぞ低音の魅力。

3はミディアムファーストで"You'd Be So Nice To Come Home To"
これは井上さんの師匠ジム・ホールの名演がある。
しかしど直球で演奏する井上さんのソロも負けてないですよ。
師匠の影響を消化したオリジナリティ溢れるソロだと思うんじゃが
どうでしょう?

4もスタンダード。
"I'm In The Mood For Love"
コレはアレンジが秀逸。
素晴らしい。
通常は4拍子だがここでは3拍子で。
Aメロ部のペダルが美しいんだな。
これ、わし的にツボ。
大きくうねるリズムにのって井上さんが気持ち良さそうに歌ってる。

5はモンク曲。
"Ask Me Now"
ギターソロバックで北川さんコード弾き。
井上さんもやはりジムホール同様
実はさり気なくアグレッシブなんじゃよな。

6はマル・ウォルドロンの名曲"Soul Eyes"
ここではスローのラテンにアレンジされてるんじゃが
このアレンジもまたカッコいいのだ。
もう二人が奏でるテーマ部だけでシビれる。
ホント参考なるな。
ソロはベースからギター。
コードワークも見事。

7は「ケニー・バレル&コルトレーン」のオープニングナンバー。
トミフラ作"Freight Trane"
ハードバビッシュに攻める井上さんもいいのだ。

8は井上さんのソロで"All The Things You Are"
中盤のクラッシック的な所、
ある意味ベタじゃがカッコいいなおい!
エイヴリベラの音も上品でいいなぁ。

9はホレス・シルバーの名バラード"Peace"
このアルバムは録音も素晴らしく、
少し音量を上げて聴くと目の前で聴いてる様な臨場感を味わえる。
まさに二人の息遣いまで感じられると云うヤツ。
実際息遣い入ってるし。
テーマはベース。寄り添うギターも美しい。
井上さんはご自身でもこのソロが気に入ってるらしい。
確かにいいソロです。

そしてラストはロリンズのカリプソナンバー"The Everywhere Calypso"
セント・トーマス同様チョーご陽気ナンバー。
こんなの聴いてると嫌でもジムホール&ロンカーターを思い出す。
多分ジャズギター好きはみんなそう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コレです。



いつも読んで下さってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしてます。



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