只ならぬ夢

11-10,2016

その夢はある空港から始まった。
何処に行くつもりなのか何故かわしは空港にいるのだ。
連れは居ない。単独。
ラフな服装。ショルダーバッグをぶら下げてる。
自分の乗る飛行機の時間まで時間があるのでぶらぶらと歩いてる。
その時だ。
遠くから只事では無い声が聞こえてきた。
悲鳴や怒号。
わしの周囲も皆何事かと一瞬にして緊迫したムードになった。
そこに追い打ちをかける様に銃声まで聞こえてきた!
「テロだ!」
逃げ惑う人々。
一気に血の気が引いた。(金玉もキュインととチジミ上がる)
「冷静になれ!」そう自分に言い聞かせながらもわしも必死で銃声から逆方向に逃げた。
そして空港内のある一角に辿り着いた。
見回すと空港の職員なども沢山いるそこそこ広い空間。
飛行機に乗る乗客達もかなりの数が逃げ込んだ様だ。
そこで気付いたがこの空港は何処かの外国らしくそこに居る殆どが外国人なのだ。
日本人はわい含め極少数。
安全が確認出来るまでとりあえず此処に籠城する事となった。

「バリケードを作ろう!」
「空港内のコントロールルームをテロリストに占拠されてる可能性もあるぞ」
「防犯カメラを壊せ!」
誰某となく次々と声が上がる。
現実のわしは英語は苦手だが夢の中では何故か理解出来るのだ。
巨大なテーブルをひっくり返したり金属製の棚や机で壁を作る。
防犯カメラを探し箒や棒で叩き壊す。
そこに居る人間全員が忙しく動き回ってる。
しかしそんな絶体絶命の時、わしにある変化が…

一人密かに猛烈な便意に襲われてたのだ。
オシッコでは無い。
ウンコだ。
「何故こんな緊迫した場面で?」
「こんな有りとあらゆる人種の坩堝の中で?」
「皆がこんなに一生懸命働いてる時に?」
そう思ったが仕方無い。
そんじょそこいらの便意じゃ無いのだ。
猛烈なのだ。

それでもなんとか耐えるわし。
時間を惜しむ様に皆必死の形相で動いてる。
当たり前だ。
生死に関わる事態なのだから。
わしだって本心は働きたい。
しかしもう限界だ…
そんな人々を尻目にわしはスーッとその場を離れた。
誰にも気付かれぬ様そっと…
さり気無く…
何食わぬ顔で…
トイレを探す為…
と言いつつ猛烈なんで若干小走りなんだけど。

「しっかし、この籠城した一角にトイレ有るのか?」
「無かった場合どうする?」
「その辺の死角にしゃがみこんで踏ん張るのか?」
「いや待てよ…
そもそも机も棚もバリケード用に全部持ってちゃってるから死角無いんじゃないか?」
「そうなりゃ完全にバレるじゃん。ウンコしてるの」
「それはそうと我ながらこんな非常時にウンコとは情けない」
「生死が関わってようが何だろうが便意ってしっかり来るんだな」
色んな事考えながら探してるとトイレの案内看板が。
ギュッと肛門を引き締めちょこちょこと表示に沿って行くと
一角の隅っこの方、階段を10段程下がった所にトイレは有った。
「やれやれ、これでやっと猛烈な便意とオサラバ出来る」
「と安心したはいいが先客が居たらマズイな」
「ってか、わし以外に居る訳無いか!こんな非常時にウンコしてる奴なんか」
と思いつつドアを開けると居た。
個室から出て来た完全なウンコ男が。
若い日本人。如何にも呑気そうな男。
「何じゃこいつ!この非常時に!」
と自分の事を棚に上げた所で現実の便意(猛烈な)に襲われ目が覚めました。
何なんですかね?この夢。
(言うまでもないがその後わしはトイレに駆け込んだ)

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オススメチューナー。表示がカッコいいのだ。



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